いきなり不吉なタイトルですみません。
「棺おけ組み」
以前、接ぎ手の授業のとき、先生が話していた「棺おけ」特有の組み方です。
そのときは、完全に理解できずモヤモヤが残っていたのですが、
本日、再度先生に聞くことができました。
物にはすべて、メインの面があります。
簡単にいうと、よく見えるところ、見せたいところです。
接ぎ手を見えるところで言うと、本棚なら天板、筆箱なら正面の横長の面になります。
この面に見える接ぎ手は、原則は「木口が見えるのを少なくします」
五枚組みであれば、3枚が板面、2枚が木口の接ぎ手になります。
しかし、棺おけの場合は異なるということです。
棺おけの横長の面には、
「木口を多く見せる」継ぎ手を施すそうです。
私が将来、棺おけを作ることになるとはあまり考えていませんが、
逆はあります。
新婚祝いに誤って、そんな接ぎ手の箪笥を送ってしまったらどうでしょうか?
(まあ、なんとなく見た目にも違和感はあるのですが)
「技術が高いことも大切ですが、
常識の伴わない技術は恥ずかしいですよね。」
常識は子供のころに身につけるものですから、
子供の間=木工の習いたての今に、技術だけでなく多くの業界の常識を学びたいものです。
「棺おけ組み」
以前、接ぎ手の授業のとき、先生が話していた「棺おけ」特有の組み方です。
そのときは、完全に理解できずモヤモヤが残っていたのですが、
本日、再度先生に聞くことができました。
物にはすべて、メインの面があります。
簡単にいうと、よく見えるところ、見せたいところです。
接ぎ手を見えるところで言うと、本棚なら天板、筆箱なら正面の横長の面になります。
この面に見える接ぎ手は、原則は「木口が見えるのを少なくします」
五枚組みであれば、3枚が板面、2枚が木口の接ぎ手になります。
しかし、棺おけの場合は異なるということです。
棺おけの横長の面には、
「木口を多く見せる」継ぎ手を施すそうです。
私が将来、棺おけを作ることになるとはあまり考えていませんが、
逆はあります。
新婚祝いに誤って、そんな接ぎ手の箪笥を送ってしまったらどうでしょうか?
(まあ、なんとなく見た目にも違和感はあるのですが)
「技術が高いことも大切ですが、
常識の伴わない技術は恥ずかしいですよね。」
常識は子供のころに身につけるものですから、
子供の間=木工の習いたての今に、技術だけでなく多くの業界の常識を学びたいものです。