=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

意気投合!

2013年02月28日 | 【出張】
スカイツリーに向かって歩いていく先は、

カオサンの系列のバー。

最初は2人だったお客さんも、気づけば満席で立ち飲み者も続出。
次から次に、外国人含め変な人?がやってきます。
カオサンの各ゲストハウスに宿泊している人と、近場の住人でここがそういう場所と知っている人が来るので、
初対面でも、「ウイース、乾杯!」みたいなモード。

私が意気投合させてもらったメンバーは、

岡山から仕事探しに来た若者
大阪からやってきた大学4年生の就活中の女子学生
近くでスノーボードブランドをやっている髭の人
通称「チャック」西海岸出身のアメリカ人
バーテンダーは、ジャズギターリストでニューオーリンズへの永住権めざし中
ジェンダー不明なデッサンモデルのスタッフ


仕事探し3日目で「もう帰る」という岡山の若者に
チャックが喝!
「これでもう少し頑張れ」と福沢諭吉を手渡す熱いシーンになってしまった。
一週間後に、若者がここで報告することになったが、
そのとき私はもちろんいない。

楽しい浅草の夜でした。
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バックパッカーの宿 カオサン東京

2013年02月28日 | 【出張】
「カオサン」と聞いてピーンとくる人は、
きっとバックパッカー経験のある人だと思う。

カオサンとは、タイのバンコクにある安宿街の名前。
はっきり覚えていないが、当時は数百円で泊まれた。

ドミトリーという一部屋に二段ベッドがいくつかある形式で、いわゆる相部屋。

プライバシーや安全性と引き換えに、
いろいろな国の旅人と知り合ったり、情報交換ができる特典がある。

そんなゲストハウスが浅草にあるので行ってみた。


私が考えるゲストハウスの条件は、

①安い

②便利
安いかわりに観光地の中心やマーケットの近くにあり交通機関の便利なところにあることが多い
インターネット環境などは昔から結構整備されていた

ここまではハードの問題なので、どうにかなる。

これらに加え、

③安全性
鍵がしっかりしていたり、個人のロッカーが用意されていたり(当時の外国にはほとんどなかった)
深夜の出入りのチェックなど、さらに従業員の信用など

④清潔

シャワーがきちんと出る、温水が出る、シーツが洗ってある、しっかりそうじをしているとか

⑤親切

あんまり行き過ぎたサービスというよりは、ざっくばらんで明るく
必要なときにいろいろ教えてくれる

このあたりになると、かなり運営のソフトの部分になってきて、
個々の従業員の資質に頼るところも多くなってくる。
それゆえ、このあたりまでしっかりしていると、「いいゲストハウス」として評判が高くなる。

そうなると、多くの旅人が集まってきて、
コミュニケーションも生まれ、賑やかなゲストハウスとなり、
情報発信やイベント的なことも活発になり、善循環が生まれる。

あとはオプションかもしれないが、
その国の特長が感じられる宿スタイルであったり、スタッフが民族衣装を着ていたり、
インテリアや装飾にその国のものがあると、満足度は上がると思う。

そんな視点で、
このカオサンを見てみると、さすが「元バックパッカーの日本人社長が始めただけある」と思える宿でした。

カオサン東京は、オープンからもう8年くらい経っているようで、
私が泊まった宿は、4軒くらいに拡大した中の一軒。
「カオサン東京 侍」でした。そのほかには「歌舞伎」とかいろいろある。

エントランスは、こんな感じで、日本を前面に出しながら、にぎやかに。


スタッフももとバックパッカー経験者で(たしかに旅先で会ったことがある!と思わせる方でした。)
親切丁寧でした。

各部屋には個人のロッカーがあり、シャワー室も個室で鍵をかけられるのが安心。
昔の外国のゲストハウスはロッカーがないうえ、シャワー室も多人数なので、
パスポート、現金をビニール袋に入れてシャワーを浴び、
シャンプーしているときには目をつぶりながら、盗まれないかと注意を怠らない必要があった)

シーツは新しいし、
各部屋にエアコンもついている
シャンプーなんかのアメニティもそろっているし、
Wifi環境も完備、ロビーにも無料インターネットパソコンもある

もちろんここは日本なので、「そんなの当たり前のことばかり」と思うのですが、
ついつい昔の旅の記憶と比較してしまうのです。

3Fには、コミュニティスペースのリビングキッチンがあり、長期滞在者や料理もできるし、
宿泊者同士の交流もできる


インテリアは「和」を前面に。



図書も同様に日本、ナルトとか るろうに剣心



バックパッカーの定番「ロンリープラネット」。地球の歩き方英語版みたいなものです。

(残念ながら、館山、南房総市の紹介は無し。千葉県では成田くらいだった)

こうした小さな配慮が日本らしい

旅人の記録





ちなみに私の同部屋は、自分を入れて4人。
韓国人カップルと国籍不明の外国人。
みんな夜帰ってくるのが遅かったので、そんなに話はできませんでしたが。

懐かしいバックパッカー気分に浸っています。
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