数年前の私は少しでも美味しいもの、贅沢な食べ物を食べられれば幸せと感じたものです(･･;)肉、魚も高ければ良いみたいな。時にはフォアグラなど高級な食材を食べられることで幸せ(･･;)だから自宅で妻が、秋刀魚を焼いたり卵焼きを作ったり普通の家庭の御飯は、ただお腹が空いたらから食べる？みたいな。御飯に有り難みを知らず知らずに持たなくなり一生懸命に作ってくれてる妻に何の感謝もなかったのです。贅沢は、なんと心の目を曇らせるのでしょう。だから家族の食卓を楽しみ笑顔で食べることは少なくなり私は夜御飯は飲みと兼ねて毎晩、午前様の時もありました。今思うと、なんで？アホなことを。脳出血をし病院で最初に出された御飯はペースト状の食べ物ばかり。赤ちゃんの離乳食の方が余程、マシな。看護師さんから『嚥下障害があるでしょ？飲み込みが未だできませんからね。これを少しの間は食べてネ。』ほんと悲しくなります。スプーンで妻がペースト状の黄色いものをすくって匂いを嗅ぐと『あ、これカポチャ(^^)お父さん、カボチャだからね。』そう言って私の口へ入れてくれました。確かにカボチャでした。病気をして今、思う事は美味しいもの、贅沢なものを食べることではなく、ちゃんとした御飯が食べられる喜びを知り秋刀魚でも美味しいですし三食食べられることの本当の幸せ。そして家族と笑いながら食べられる事が最高の幸せだと心から思えるようになり当たり前の事が、どれほど幸せなことか。毎日毎日が感謝でしかありません。三食何を食べるか、食べられるかでなく、健康で白い御飯に梅干し一つでも幸せを感じられるようになった自分が嬉しく思う今日この頃です。
『あー、俺も若かったなぁ。なんで、あんな事を。』何年も前の事を思い出して反省することありませんか？そして、今なら、そんな事をしない、言わないのに。と(^^)この時、魂のステージが上がってるのかも知れません。当たり前の事に感謝できるようになった時、魂のステージが上がってるのではと思うのです。感謝の多い人は『ありがとう』を本当に口癖のように言ってます。人から慕われてる人って『ありがとう』を口癖のように言ってますよ。魂のステージが高い人は人を元気づける言葉を言ってます(^^)『貴方なら大丈夫！大丈夫！』とか。失敗してる人がいたら『気にしない。気にしない。ミスは誰にもあるよ。』とか。反対にステージの低い人は人を不安にさせる事を言います。また噂話が大好き。魂のステージが高い人は人を責めません、もちろん裁こうともしません。自責で思考します。反対にステージの低い人は手柄は自分、ミスは他人。でも、魂のステージが低い人を責めてはいけません。だって自分も、そのステージを経験しているのだから。手柄は自分、ミスは他人とか続けていくと、やがてゴツンと頭を打ちます(･･;)頭を打てば、行動が変わります。人は中々、耳を傾けませんし自己防衛します。魂が幼ければ幼いほど自分1人で頑張っていると。だから周りを見ようともしませんから、直ぐに頭を打ちます。頭を打つまで見守り頭を打ってから相談に来たら手を差し伸べれはいいのかな(･･;)転ばぬ先の杖は不用。転んで学ぶ。私は娘達に対しては、そんな気持ちでいます。
