すみのえの まつのけぶりは よとともに なみのなかにぞ かよふべらなる
すみのえの 松の煙は 世とともに 波のなかにぞ 通ふべらなる
住吉の松が遠く煙のようにかすんで、世を越えて絶えることなく寄せ返す波の中に佇んでいるかのようであるよ。
変わらないものの象徴である松と波が遠く霞んで一体となった幻想的な情景を詠んでいます。祝意を抒情的に表現したということと思いますが、ここ一連の歌は祝賀の歌としては正直ちょっとピンと来ないですね。当時と現代の感覚の差なのかもしれません。
すみのえの まつのけぶりは よとともに なみのなかにぞ かよふべらなる
すみのえの 松の煙は 世とともに 波のなかにぞ 通ふべらなる
住吉の松が遠く煙のようにかすんで、世を越えて絶えることなく寄せ返す波の中に佇んでいるかのようであるよ。
変わらないものの象徴である松と波が遠く霞んで一体となった幻想的な情景を詠んでいます。祝意を抒情的に表現したということと思いますが、ここ一連の歌は祝賀の歌としては正直ちょっとピンと来ないですね。当時と現代の感覚の差なのかもしれません。