わかなつむ はるのたよりに としふれば おいつむみこそ わびしかりけれ
若菜摘む 春のたよりに 年ふれば 老いつむ身こそ わびしかりけれ
若菜を摘む春にちなんで、年をとって老いを積むわが身を思うとわびしい思いがすることよ。
「つむ」という同音異義語を重ねて「若」と「老」を対比させての詠歌。巧みな修辞ですね。
わかなつむ はるのたよりに としふれば おいつむみこそ わびしかりけれ
若菜摘む 春のたよりに 年ふれば 老いつむ身こそ わびしかりけれ
若菜を摘む春にちなんで、年をとって老いを積むわが身を思うとわびしい思いがすることよ。
「つむ」という同音異義語を重ねて「若」と「老」を対比させての詠歌。巧みな修辞ですね。