三原色繪画クラブ*エリナの日記

三原色繪画クラブ教室を目黒駅近くで主催しております。エリナです。赤・青・黄+白色だけを使って絵を描く教室です。

りさちゃんのアボガド

2010年12月09日 | 三原色繪画クラブ




今日は何故か一年生(りさちゃん、さえちゃん、じょうたろう君、かいと君)が四人同時の上に二年生(ひでかつ君)&年少のこうたろう君も重なり…その後その生徒の未就園の妹&弟も加わり…(^_^;)楽しいながらもO(≧∇≦)o泣きそうなひと時で・・
てんてこ舞いの中、しつこくひで君が呼ぶので「何?」と振り返ると…「くま履かせてもらうよ!」(くまさんのお掃除スリッパ)…勝手に履け!!「せんせー!隣の子、うるさい!(○`ε´○)=3」と、体験レッスンのさえちゃん。色出来たの?と聞くと「え?」と、かいと君(-_-)。そんな中、あっちで誰か泣いてると言われ、見ると…マメな声かけの必要な、タイプのりさちゃんがシクシク(涙)。落ち着いてから尋ねると、アボガドの最後の黒い皮の色が上手く作れなくて、でも今日自分が連れてきた、さえちゃんの手前「出来ないから教えて」とは言い出しづらく…という事だったようです。が、ママにはうるさい男の子がいて絵が描けないと言ってたらしく…。ママにはへこたれた事は知られたくないし、先生には教えてと言えないし…等など小さい胸を痛めてた様子。
レッスン中に涙になる子には、回りには判らなくても(もしかして本人も?!)ちゃんとした理由があります。八つ当たりなどもです。こんな時は、こういうことかな?と本人が頷ける話しかけをします。本人の真実の気持ちとはやや違う内容でも良いのです。ホントはあんた、こう思ったんでしょ?と本音を言う必要はありません。傷ついたり、凹みそうならなおさらです。本人に言わせるのがセラピーのやり方ですが、本人が幼い事、時間の制限がある事を考えると、おはしょりセラピー?な感じです(笑)。
りさちゃんの場合は、隣にいた、さえちゃんを離し、握ったママの手を無理に離さず、「先生、側に居れなくてゴメンね。長い時間頑張ったよね?じゃあ、せっかくここまで頑張ったんだから名前描こうか?」りさちゃんは、コクンと頷くとママの手を離しました。サインペン二色を使い分けながら、丁寧に名前と日付を書く様子からりさちゃんの余力を発見?!(笑)「じゃあ先生が黒作って描いてあげるね?その方が本物らしいもんね?」と言うと、コクン。「あれー?りさちゃんの出してた絵の具で作れるじゃん!見てて!ほら!」と、ニッコリ。でも、ここで<ほらヤレ!>は、まだダメ。「イヤ」か「出来ない」が出てきちゃう。「先生描くから、りさちゃんのお手々も一緒にね?」と筆を握らせ…手を離すタイミングを待ちます。そこへ鬼賑やかなけんた君(四年生)の「ねー先生!ねー先生!ねーったらぁ!」ナイスわがまま(笑)「けんたうるさいから、りさちゃんゴメン!ここやっといて!」とリリース。残り三分の一を残しコンプリート!(^_-)-
☆けんた君の処理?終えて、振り返るとりさちゃんのアボガド完成してました~。「一年生だから、今度からは、玉子パックじゃなくて、このパレット使おうか?ママ、100円だけど良い?」と、連れて来た、さえちゃんの前でりさちゃんに言います。「うん!」と嬉しそうな笑顔のりさちゃん。今はまだ自分を出し切れないりさちゃんですが、この芯の強さ、頑固さは大事です…折り合い&タイミングを学んだら、きっと素敵なレディになりそう?!(笑)・・・と、ここでもう一人の賑やか四年生かんた君「パレット押し売りかい!」って(-.-;)ちがーーうぅぅ
けんた&かんたの動物スリッパ履いてご満悦顔?…うるさいけど…可愛い…チクショウ~!

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