子どものチカラ

今日もマルチャンを連れて
夫のお見舞いに行ってきたのですが
お話をするのは一応、談話室に行って話しをしたり
マルチャンを遊ばせたりしていて、
そうするとそこにいる患者さんや同室の患者さんが

「こどもさん、カワイイねぇ」
といった具合に声をかけて頂いて
その場の雰囲気が和むのですよね。。


病院から帰ってきてお風呂に入ってマルチャンとベランダで
また電車を眺めていると（←またですか）
携帯に夫から着信があったので
何かな？？？と
メールで聞いてみると

「たいしたことじゃないから明日話するよ」
・・と返信があり

なんだろう？？・・気になるやん
と思ってたら電話がきて
私たちが帰ったあとの話をしてくれました。


夫の病室で向かいにいる患者さんのことでしたが
よくマルチャンを抱っこさせてて
まぁ、私たちも強制的（？）に

「おじちゃんに抱っこしてもらい～」
と抱っこさせちゃうのですが

夫の話によると
その向かいのベッドの患者さんがちょっとワケありで
実子さんが小さい頃に生き別れたということで

「久しぶりに子どもを抱っこできてとてもうれしかった！！
・・またこども（実子）に会いたくなったので
今度会いにいこうとおもう」

・・・と言ってたそうで
（「ワケあり」の’’ワケ，，がちょっとわかってしまいますね）


夫も
マルチャンが人ひとりに
喜びや勇気や希望を与えられたことが
とてもうれしかったと言っていて
私もそれを聞いてとても清々しい気持ちになりました。

子どもの持つ力というか、
そこに居るだけで場を和ませるパワーって
やっぱりすごいな！と思いました。



実は私も今日、個人的なことで落ち込むことがあって、、

でもなんでかマルチャンの顔を見ているだけで
凹んでたことも悲しいことも帳消しにしてくれたというか
・・まぁ、実際子育てをしていると
そんなことで悩んでる暇もなく

ハラヘッタ
ノドカワイタ
ウ○コデタ
ダッコシテ
アッチイケ！　コッチイケ！
ネムイ・・

・・・ハラヘッタ
ノドカワイタ

・・のエンドレスなので
次からつぎへとやることやらないと
大変なことになってしまいます。

これが子どもがいないままだったら
どん底にもっと凹んでいたかもしれない・・。

そう思うと私もマルチャンに助けられてるんだなぁと感じるのです。


マルチャンが何をしているわけでもない。

ただ居るだけで

マルチャンの笑顔で心が癒されたり
ホッとしたり・・
心が綻んでいくんですね


・・・最近は夫がずっと不在で
私の育児疲れも出て
マルチャンの要らん行動にイライラしていたりして
つい、ガミガミ母ちゃんになってたんですが
こうやって冷静に考えると
私はマルチャンに助けられてることがたくさんあるんだよね・・と
あらためて
「もっと優しいお母さんにならなくちゃね」
と思うのでありました