365日怪獣と夏休み

怪獣兄弟に年離れたチビ。そして、怪獣つかいにして、沖縄好きの母えりりん、そして、ハイエース徘徊パパりんのお話。

七つの海

2010-07-10 08:38:15 | 怪獣母確率70%
学生のころ
同じ研究室の同期が
週刊ジャンプにマンガを,描いていた。

かれこれ
18年前になる。(やっば!年ばれる)

当時の週刊ジャンプと言えば
飛ぶ鳥落とす勢いの
すごい売れようだったから
短編集の単行本が出せるほど
イケイケだったことは
間違いない。

きのう、ふと、本棚にこの本があったのを見て
思わず手を伸ばした。
作者の舞ちゃんはちっこくて
ほそっこくて、目がぐりんぐりんの
めがね美人だった。
美人なのに気取らないし
全力でからから笑う奴だ。

将来大作家になるから
サインしてくれ!!といって
サインしてもらった。
(でも、ジャンプ編集部からたくさん送られてきたその短編集はうちらに無料配布してくれた。イキだぜ!編集部!!)

仲間だからサインをもらったというよりは
その作品自体に
すごい力があると感じたから。

ふと思い立って
ネットで検索をかけてみると・・・
以下のよなようなレビューが!!!

卒業を前にして、小学6年生のユージはこう思う。
「誰かどうにかして時間を止めてくれないだろうか」と。
オトナになりたくないユージと、子供に戻りたいユージのじいちゃん。
二人の夢は同じだった。

TVゲーム「七つの海」に憧れて……

読切のみという掲載スパンにもかかわらず、またこの1冊しか発行されていない作家にもかかわらず、つい最近まで再販がなされていたという、週刊少年ジャンプの隠れた名作。
特に「七つの海」は評価が特に高く、ジャンプ史上に輝く傑作として知られる。
少年の思春期の悩みを真正面から、努めて明るく描いた表題作は、今でも読者・様々な作家の心を掴んで離さない。

ストーリー構成、クライマックスの台詞運び、そして印象的なラスト。
どこをとっても素晴らしい作品であることは間違いない。

絶版というのは惜しい限りだが、今のジャンプ読者にもお勧めの一品ということに変わりはない。


今のジャンプ読者にもお勧め・・・
そうか!!怪獣兄が今読んで
きっとちょうどいい。
そいうもやもやした時期に読むのがいい。

マンガ家の先生から
学校の先生になったと聞いたが
今どうしてんのかなあ。

当時のお仲間のユージくんに
聞いてみよう。(本人とキャラとはかなり違うのだが)

そんなことを思い出しながら
ページをめくる。


何といっても
バブリーな時代だったんだろう。

自分も当時はまさか今の職業をやろうとは思いもしなかったし
もっと羽振りのいい世界でブイブイやっていこうと
夢見させてくれた1冊だった。
(クラスの子がジャンプデビューしたんだから、夢見ちゃうでしょうよ。)
びっくりなことに
否定的なレビューは皆無。

うれしいことです。

ちなみに
そのころの仲間の名前がキャラクタに使われてて
内輪ウケします。

ワタクシの名前もしょーもないキャラで出てます。笑

コメント
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