365日怪獣と夏休み

怪獣兄弟に年離れたチビ。そして、怪獣つかいにして、沖縄好きの母えりりん、そして、ハイエース徘徊パパりんのお話。

熟せなかった

2018-05-22 22:39:35 | 怪獣母確率70%
[熟せなかった]

☆たわごと長文注意☆

登山家の訃報に胸がザワザワした。
日大のアメフト部の悪い話に胸がザワザワした。

なんでこんな
ザワザワした気分になるのか?

栗城さんは、スキーヤーつながりだったり、山つながりで、わりと勝手に身近に感じていた登山家。
でも、ここ数年は大丈夫か?と思わされる登山が多かった。
無謀に思えるトライ
を続けてしまったようにしか思えない。無謀だから、やりとげない。
でも、やりとげない事で夢が続く。

登頂に執着しているのではなく、果てしなく続くこのスパイラルに
追い詰められているのではないか?

日大アメフト部の話も、
勝利や栄光、達成感なんかに陶酔した経験が
中毒のように押し寄せて
どんどん
組織や指導者の思考を狂わせ、
追い詰められた結果ではないのかな?

スポンサーやファン
称賛や栄光が
追い詰めたのだろうけれど

でも、世の中
追い詰められて命を落としたり
追い詰められて不正をはたらく
そんな人ばかりじゃない。

おかしな組織
おかしなスパイラル

気付くことは
むずかしかったかもしれないけれど
大概は最悪の状況を避ける手段を考え、行動するもんだろ。

栗城さんの「夢をシェアする」なら、
違う方法にハンドルをきる時期だったのでは?
違う夢にしてもいいし
別の夢をサポートしてもいいかもしれない。
日大アメフト部のあの選手も、監督も、組織自体も
「アメフト以外に人生や世の中で面白いことや、大事な事がある」の、忘れてない?

スポーツのほとんどが、スポーツを通して、面白さや人生の学び、感動を共有できるものなんじゃない?
形を変えて、その精神が生きていくものなんじゃない?

日大アメフト部は今回で名を落としたかもしれないけど、
栗城さんは今回で命をおたしたけれど、
今までどれだけたくさんの人の人生に学びをあたえただろう。

胸がザワザワしているのは
双方、
熟さずに落ちた
そんな惜しい気持ちにさせられるから。

競技で登山で
名を上げた

だけでは
未成熟。
追い詰められて落ちるな‼
熟そう。(笑)

アスリート本人も
まわりも
幸せな学びを得るところまで突き進めて初めて
熟したんだろうなあ
なんて、メロンの摘果を見て重なった。
せめて、この甘くも柔らかくもない熟れてないメロンをめんつゆ漬にして
おいしくいただく所存。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする