いえね、
バリアフリーってまた、めんどくさい事を話そうとしてんじゃないかと思うでしょ?
でも、そこまでかまえないで、聞いてもらえればありがたい。
今、北海道立青年の家にて合宿しているのだが、
車椅子でも過ごしやすい施設になっている。
車椅子からラクラクベッドに移動できるように、広く作られた部屋や
全館スロープがついていて、自力で登るにはややキツいかもしれないがスロープがある事で随分と行動範囲が広がる。
そうそう。車椅子の方の部屋は、車椅子で集まって談話できるよう、イスなしの足1本の丸テーブルが部屋の真ん中にある。これはいいねぇ~。
ここは
各スポーツ団体が合宿に使ったり、学校の宿泊学習で利用したりする事が多いと思うんだが、いろいろな人が利用できるようにとの配慮なんだろ。
で、
ベビーカーを使うわたしたちのような利用者もいるわけで…
車椅子で都合のよいところは、ベビーカーでも都合がよい。
トイレなどは
ベビーカーごと入れれば、ママは安心なのだー。
実際、車椅子じゃなくても、広いスペースが必要な人もいるしね。
こんな施設なら、ホテルなんかより、使い勝手はいいよなー。
お風呂も、個人で入れるお風呂があり、うまくこちらも使えれば満点だったなー。
今回はお風呂にベビーベッドがなくて大変だったわー。
まだ、首もすわらないので、
お風呂中も抱っこか寝かせなきゃならない。急遽エアーベビーバスの中に寝かせて、自分のシャワーや洗髪を済ませ
チビをあらう。
家のシャワーよりも勢いが強かったので、ガーゼでふたをして勢いを弱める。
体を洗って、頭をあらって、片手でチビを抱っこしながら、シャンプーやらなにやらを手提げにぶち込む。
荷物をまとめて、お風呂にやっと入る…
あがったら、ベビーバスにバスタオルをしき、チビをおく。体の上にタオルを置いて体をふく。
その間、ワタクシは着替えて、その後
ゆっくりチビの服を着せる。
すでに、汗だく。
う~ん…
赤ちゃんを一時置ける場所が確保されれば、
温泉なんかも出かけやすいのになあ。
そういう赤ちゃん入浴用のセットも貸し出しとか、
考えてもいい時代じゃないかね…
おふろのバリアフリー(赤ちゃん連れのバリアフリーっ!!)
でも、施設のバリアフリーってさ、お金かかるし
案外気づかない事も多いじゃない?
仕方ない部分も絶対にある。
そういう時にこそ
人の手がありがたいよね。
今回お風呂では
さりげなく
わたしにイスと風呂桶を出してくれた人がいた。
両手がふさがっているので、
どうしたもんかと、少々悩んだ瞬間のこと。
ベビーバスがなかったとしても
ベビーを抱っこしてくれる人がいればいい話。
いやね、今回思ったのは、ある程度自立して(人様に迷惑をかけずに…)活動できる施設が増えればいいなあーという事と、やっぱり細かいところは人の手を貸す事が大事なんじゃないかなって
思ったわけだ。
あまり考えた事なかったけど、大事な事だよなー。