GW後半の連休3日目の今日はこどもの日で晴れ。今朝は7時過ぎに起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には雲ひとつ無い青空が広がっていて、朝日が眩しい。東の空には薄い雲が広がっていて、東よりの風が団地の前庭の木々の枝を揺らしているのが見えた。
今日は昭和記念公園に花の写真を撮りに行くことにした。もともとは明日、ひたち海浜公園のネモフィラを撮りに行こうと考えていたのだが、中止にした。既に見頃を過ぎているとの情報に加え、天気もあまりよくないらしい。更に、ひたち海浜公園は一度も行ったことがなく、不案内な場所である。勝手がよく分からない場所で、広い公園を歩き回るのもあまり気が進まず、中止は妥当であると考えた。
とはいえ、近くの昭和記念公園にもネモフィラが咲いている。そこで、昭和記念公園に写真を撮りに行くことにして、朝、ミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ」と交換レンズ「OLYMPUS M ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」とマクロレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」をカメラリュックに詰め込んで準備を済ませると家を出た。
既に、太陽は空高く昇っていて、強い日射しが照りつけている。日野駅から電車に乗って立川駅に着くと、立川駅から青梅線に乗って西立川駅に到着した。改札を抜けて、左に進むと、昭和記念公園の西立川口がある。
昭和記念公園のホームページを見て、開園時間は9時半からだと思って行ったのだが、既に開園していて、多くの人が入場していた。GWの時期は開園時間が1時間早まるらしい。既に園内には多くの家族連れやカップル、カメラを持った人が歩き回っていた。
最初に園内のハーブの丘に向かう。ここには約6万株のネモフィラが花を付けていて、既に多くの人で賑わっていた。
青い可憐な花が風に揺れていて、その間を蜂が蜜を運んでいる。写真を撮っていると、ほんのりと甘い香りが鼻腔をくすぐられるように感じられた。
今日はGWということもあるが、かなり人が多くて、人を撮らずにネモフィラを撮るのはなかなか難しい。
例年は4月中旬から5月上旬にかけて見頃を迎えるとのことだが、今年はどの花も見頃が前倒しになっている。昭和記念公園のネモフィラも一部はしおれてしまっていて、GWを過ぎれば見頃を過ぎてしまうに違いない。
ちなみに園内の道路を挟んで反対側にはチューリップガーデンがあるが、ここも既に花はしおれてしまっていた。
昭和記念公園の北側にある花の丘に行ってみる。この時期はシャーレーポピーの花が咲き誇っていて、丘は赤一色に染まっている。丘に設けられた小径には多くの人が花の観賞に来ていて、ここも人を撮らずに写真を撮るのは困難である。
花を近くで見てみると、赤くて大きな花びらの中央にある部分は黒くなってしまっていた。風が吹くとシャーレーポピーが一斉に風にそよいで、丘全体が赤く波打っているかのように見えるのが壮観である。
花の丘と園内の周遊道路を挟んで反対側にあるこもれびの里に行ってみた。畑の脇に植えられたアヤメが青い花を咲かせている。
アヤメも一部しおれてしまっている。昭和記念公園のホームページによれば、開花したのは今月1日とのことなので、5日間で見頃を過ぎてしまったようである。青い可憐な花は少ししおれてしまっているのがあった。
日中は晴れて、上空には青空が広がった。所々に薄い雲がかかっているものの、強い日射しが照りつけて、真夏のような暑さである。昼間の最高気温は28℃で、2日連続の夏日となった。湿度が低く、強い南よりの風が吹いていて、カラリとした暑さである。風が涼しく感じられるものの、日の当たるところで写真を撮っていると、額に汗が浮かんだ。
1日、花の撮影をしていて思ったことは、花の撮影には望遠レンズが不可欠だということだった。ルール上、植込みの中には入れないし、植込みの周辺部の花はまばらで、近くに寄って接写するというのは、理想ではあるが、なかなかできない。また、花の植込みを俯瞰して撮ろうにも、必ず人が入ってしまうことを考えると、むしろ交換レンズ「OLYMPUS M ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」は花の撮影には不向きである。
今回の撮影では花を接写することを想定して、マクロレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」を用意したものの、望遠レンズを家に置いてきてしまったのが敗因だった。次回、花の撮影には望遠レンズを必ず持ってくるようにしたい。むしろ交換レンズ「OLYMPUS M ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」の方が不要だったかもしれない。
昼過ぎに撮影を終えて、一旦、家に帰ることにした。昭和記念公園の立川口を出て、立川駅に到着すると、コンコースはすごい人の混みようだ。人をかき分けるようにして、改札に入った。日野駅に到着すると、改札を抜けて駅の外に出る。駅周辺は立川駅と打って変わって、閑散としている。ようやく人混みから解放された気分である。
夜は再び外出。夏休みの旅行の予約をするために、再び、立川に向かった。