植野美枝子料理・菓子スタジオの毎日

料理・菓子研究家奮闘の毎日を綴るブログ
著書:作りおき・使いまわしおかず365日他 

560個のフィンガーフードをごらんください☆

2008-09-10 08:43:56 | ケータリング

    
     *手前は作り手の方がもってこられたかぼちゃで作ったスープ。

 フィンガーフード560個のケータリング終わる!
先日の土曜日、横浜国際フード専門学校にて行われた、
パナデリアさん http://www.panaderia.co.jp/←(是非クリックしてみてください!)
主催のパン講習会の最終回
神奈川県産小麦を使ったパンの講習会
「収穫祭」のためのパーティー用料理のご依頼で作りました。
講師は シニフィアン・シニフィエ 志賀勝栄シェフ
講演は ブノワトンの高橋幸夫シェフ 


 私の役割は、会の最後に行われた「収穫祭でのパーティー料理」だったのですが、
この講習会は小麦を植える所からスタートした講習会だったのだそうです。
 受講された方が最後に召し上がったパンは、本当に感激ひとしおだった事と思います。


 講演会場の脇に設置されたキッチンで、miecosスタジオのメンバー6人で作ったのですが、前日にも用意するための場所をご用意いただいたお陰で、
大変効率よく作業がはかどり、フィンガーフード7種類80人分560個を時間的にも余裕をもってお出し出来たことは、パナデリアの主宰者三宅さんご夫妻の暖かいご配慮のお陰でした。この場をお借りして感謝申し上げます。

 又、神奈川県農業技術センターの協力による、収穫し立ての水水しい新種野菜も展示され、当日はこのおいしそうな新鮮野菜を、幸運にも急遽一部フィンガーフードにも使わせていただきました。
 フィンガーフードの材料すべてを、この日生産者さんが
もってこられた野菜で作ったら、もっともっと意義深いフィンガーフードになったことでしょう!
 野菜たちを見ていたら、いろんなイメージが湧いてきて、「こんな料理が出来たかも」、「この野菜こんな風に使えたら。。」 
業務用の設備の整ったキッチンに入ってしまうと、「無我の境地」になってしまう自分がいました。
 もちろん段取りの進行管理もしなくてはならないので、切り替えなくてはなりませんが、「根っから調理場が大好きなんだわ。私は。」などとつぶやきながら、
作る事に集中できた2日間でした。

精鋭スタッフ6人のチーム。
一人一人をご紹介したいほど、スタッフ達、達人の域に達してきています。
私が指示するのは、メニューと設営方法とタイムスケジュールくらいで、
どんどん作業を進めて行ってくれるので、ほんとうに信頼できるスタッフとお仕事ができて幸せです。
 息の合ったメンバーと仕事が出来る幸せを満喫できた2日間でした。 
お昼ごはんには、志賀さんが作られたバゲットサンドをいただきました。
こんがり焼け具合の,香りいいパンのおいしい事と言ったら。
この瞬間には、長いプロセスがあるんですね。
基本の「食」の大切さをしみじみ体感。

 
ご依頼いただいた料理・菓子は80人分だったのですが、当日蓋をあけたら100人以上いらしていたんではないでしょうか?
 麒麟麦酒(神奈川県が昔は小麦の産地だったので、麒麟麦酒は神奈川から始まったのだそうです)の協賛もあり、豊富な飲み物もあったりして、大盛況、大盛り上がりのお祭りでした!

「地場で生産した農産物で、おしゃれに演出!」 これこそが私の目指すフィンガーフードの究極のスタイルだと確信しました!

 素晴らしい会でお料理・菓子を担当させていただき、本当にありがとうございました。
 
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コメント (8)
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