処感

日々、想うままに綴る言の葉の置き場
My dear Life!

*水無月のつごもりの日よめる

2005-06-30 05:13:05 | 日本文学・古典

 

 

168 夏と秋と行き交ふそらの通路(かよひじ)は

  かたへすゞしき風やふくらん

   

<古今和歌集 巻第三 夏 歌 より>

(意)
陰暦六月最終日 翌日から秋になる。
行く夏と
来る秋が空の通路ですれ違うことを想像している。


※短歌の中では「夏」の歌は少ない、この一首は
 その中で 面白く・わかりやすいなと想った。
 湿気勝ちな日本の夏、せめて先の季節を思い浮かべる
想像力と 趣、いと、をかし(笑) 
 
 
FromEruze Mint.mamu

 

 

 


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