処感

日々、想うままに綴る言の葉の置き場
My dear Life!

*人、人と人、人

2005-02-18 21:59:26 | 走り書き
人は人に出会って、初めて自分が人なのだという事を知る。
喜怒哀楽、笑うのも泣くのも、人との関わりから引き起こされる事が多い。

いつか、人は一人にまた戻るのだけれど、生きている間は
自分以外の人と関わってこそ「生き甲斐」が生まれる。

人は誰でも幸せになる為に産まれて来る。
しかし、幸せは一人だけではなかなかなれない。

人と人との不思議な縁が生み出す様々な葛藤の向こう側に
幸せは静かに佇んでいるような気もしてくる。

人は人と逢ってこそ、人…になれるのかもしれない。


寝屋川の小学校卒業生が起こしてしまった「教師殺傷事件」の報に
連日のように接する都度、虚しさに似た気持ちに陥る。
「担任教諭への恨み」、が動機とのことだけれど、何故こんなに時間が経過し
本人も大学受験を目指すなど目標を持った生活を保っていたこのタイミングに
はじけてしまったように犯行に及んでしまったのだろう。

出会いに恵まれなかったのだろうか…。
家庭は?地域は?教師は?友人は?
…どうだったのだろう…。疑問ばかりが浮かんで仕方ない。





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2 コメント

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悪の種子 (まりあっち)
2005-02-19 15:46:37
昔ロミー・シュナイダーという

女の子が主演で「悪の種子」という

映画がありました。

人の頭にはきっと善の種子と

悪の種子が植えられていて

ある時芽を出して開いてしまうのじゃ

ないかしら。
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不完全なる存在…ヒト (eruze)
2005-02-19 17:05:39
まりあっち…そうだよね、きっと。

皆両方、持って生まれて来ているんだと思う。

で、どちらかの傾向が微妙に強いか弱いか

或いは同じくらい…それくらいの差だと思うよ。

でも、その微細な差が…その後のその人の人生に

甚大なる影響を与えてしまうのかもしれないよね。

…宿命ってやつかな。そこから逃げられる可能性って

あるんだろうけれど、なかなか難しそうだね。



何しろさ、我々のご先祖様であるアダム氏が

失敗してくれたお陰でその子孫である人間は皆

「不完全」という形で産まれて来ているらしいもんね。
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