週末、フットサルのプロリーグであるFリーグを観戦しました。試合はシュライカー大阪vs府中アスレティックFC、会場は大阪市中央体育館でした。Jリーグや日本代表戦などのプロサッカーは何度も観戦してますが、Fリーグは初めてでとても新鮮でした
フットサルとは簡単にいうとミニ・サッカーですが、コートやゴールサイズの違いはもちろん、小さく弾みにくいボール、競技者の人数(フットサルは5人)などに加え、主なルールの違いは自由交代(1度退いた競技者が何度でも再出場できる)であること、競技時間が20分ハーフでプレーが止まったときは時間を止めること、オフサイドの反則がないことなど案外多くの違いがあります。
ルールだけでなく技術や戦略などの違いも小さくなく、改めてサッカーとは違うスポーツだと感じました。スピード感が魅力で繊細なボール扱いが観ていてほれぼれします。
試合結果は3-3のドローでした。最もエキサイトした場面はやはりラスト。3-3で残り10分を切ったときに勝ちにこだわるシュライカーがパワープレーに出たのです。マイボールになった際にすばやくキーパーがキーパーユニフォームのシャツだけを着たフィールドプレーヤーと交代しシュライカーは全員攻撃です。その間シュライカーゴールはがら空き。もしミスをしてボールを奪われたら簡単にゴールを決められてしまいそうでハラハラドキドキでした。シュートが外れたりで相手ボールになるとすぐさま正キーパーが交代で出てきてゴールを守り、マイボールになるとまたフィールドプレーヤーに交代して全員攻撃と、終了の笛が鳴るまで目まぐるしい交代劇が繰り広げられました。これはフットサルならではの醍醐味でしたね。
日本でも手軽にできるスポーツとして競技人口はかなり増えてきたようですが、プロスポーツとしてはまだまだマイナーなフットサル。いつの日にか『なでしこ』のように会場が満員御礼、テレビ中継もなんて人気スポーツなることを期待しています。(O.K)