今年の夏休みはタイに行ってきました
…もとい…、タイ気分を味わってきました。
京都の久美浜(京丹後市網野町)でシュノーケリングを楽しんだあとで、そのビーチにある本格タイ料理のレストラン(海の家?)でランチをいただきました。
この店「SALA(サラ)」は、本場タイ人が調理する、夏場限定営業の本格タイ料理の店です。調味料などもほとんどタイ産を使い、より現地の味に近いものになっています。海風を受けながら、タイの音楽をBGMに、エキゾチックなランチを満喫できました。
料理をご紹介します。
まずは、トムヤンクン(エビの辛味スープ)
ぷりぷりのエビが豊富に入っていて、それがピリッと辛く、さすが世界三大スープという奥深い味わいでした。
次はパットタイ(タイ風やきそば)
これも具沢山で、やや甘い絶妙な味付けがグッドでした。
次はパットガパオムー(豚のバジル炒め目玉焼きのせご飯)
ピリ辛な豚のひき肉と相性バツグンのタイ米。タイ米のイメージがアップした一品でした。
デザートはサークー(タピオカ入りココナッツミルク)
ちょうど良い甘さと冷たさが、辛味で火照った口の中を爽やかに癒してくれました。
そして、タイ産のワインがあるということで注文した、タイワインがこれです
(熱帯でワイン生産?!とちょっと驚き)
スパイ・ゴールドといいます。甘味果実酒で甘口でしたが、発泡性があるのでなんとか食べながら飲めました。ネットで検索すると、タイのワインクーラーという触れ込み。確かにそんな味わいでした。
熱帯であるタイでワインができるということに驚き、調べてみました。
タイはワイン生産地の限界ラインを超えた、北緯15度前後に位置していますが、90年代にワイン生産が始まり、近年急成長している産地らしいのです。そんな暑い所でブドウが育つわけは、灌漑設備、冷却装置などの技術の進歩や、造り手たちの努力によるものだそうです。
最初はこのようなワインクーラーを生産していたのですが、スティルワインも造るようになり、03年のAPEC首脳会議晩餐会で供されたことで注目を集め、EU、日本などへの輸出が急増しているのだそうです。
世界のワイン生産地図も変化しているのを実感しました。かつてはブドウが育たなかったところでも、ブドウを育て、ワインを生産するようになっています。
スティルワインは、日本でも入手できるようなので、ぜひ一度飲んでみようと思います。(O.K)