米空軍によるミニットマンIII大陸間弾道ミサイルの試験発射。(米空軍)
バイデン大統領が提案した2025会計年度の予算案には、エネルギー省の核兵器プログラムへの予算が3.6%増の約200億ドル(約3兆円)となる。これは30年にわたる1兆5千億ドル(約235兆円)の国家戦略核兵器の近代化計画における同省の年間予算として、過去最高額となるという。
5月1日に行われた下院エネルギー商業委員会の公聴会で、共和党議員らはエネルギー省と国防総省の核兵器プログラムに更なる予算を割り当てる必要があると主張し、冷戦以来初めて国の戦略政策を見直すべきだと訴えた。
多くの議員は、エネルギー省と国防総省の2025会計年度の予算要求が、2023年10月のアメリカ戦略姿勢に関する議会委員会の報告書で提案された81件の推奨事項を一つも反映していないと指摘した。その報告書では、現在の戦略的支出と政策では新たな課題に対応するには不十分だとされている。
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