ロシア中央銀行は、仮想通過をゲームのようなものと名付け、金融市場とは認めない方針を表明した。
同行のセルゲイ・シヴェツォフ副総裁は、多くの人々は、これらデジタル資産の将来価値について過剰な期待を抱きすぎていると指摘する。
6月7日付cryptofeed.ruが伝えた。
「多くの人々が、デジタル資産から大きな収益を得られると考えているが、仮想通過は絶えずルールが変わるゲームのようなものだ。
仮想通貨保有者は、とてもおかしなプロジェクトに投資している。このような投機の余波で、実体経済にも悪影響が及びうる」とシヴェツォフ氏は言う。
同氏によれば、金融監督機関は以前にも警告してきたように、仮想通過の規制に関して厳しい姿勢で臨む構えである。
過去には中銀総裁ナビウリナ氏も「いわゆるビットコイン熱狂は徐々に冷めつつある」と発言した。
ナビウリナ総裁はキャッシュベリーを金融ねずみ講の例として挙げて、その損失が30億ルーブルに達したと指摘。
同総裁は、政府が市民の資産について保護に乗り出すべきと主張している。(6/7)