占い師eveilのボチボチ日記

毎日の小さなできごと

近しい人を亡くしたら

2020-06-22 19:23:00 | 日記
人には必ず出会いと別れがある

中でも1番辛いのは死別です。

私は親友と、両親をここ5年のうちにバタバタと亡くしました。

親友は乳がんからの脳転移
最後は骨や肺に転移して亡くなりました。

彼女の病を知ったとき
私はできるだけ普通でいようと決めました

過剰に心配したり、頻繁に連絡しては
彼女が疲れると思ったからです。

五年間の闘病中
私も同じ病院に入院した時はお互いの病室を行き来し、
ガールズトークが炸裂し笑いすぎて
私が呼吸困難でナースコールを押したことも。

彼女が亡くなったと聞いた瞬間
私の中にあった柱みたいなものがボキッと折れたんです

実はなくなる前日 夢で
親友が家にお菓子を持ってきたのです。

上がって、と言うと

沢山挨拶するところがあるからまたね、と

その翌日の早朝

お父様からの連絡で、知りました。


彼女とは20年来の親友でした。元々会社の同僚だったのです。

楽しい思い出がたくさん
一度も喧嘩をしたことがありません。

私が結婚するときも、子供が生まれたときも

入院したときも

いつも来てくれました。

私はのんびりしているので
旅行でも食事でも、彼女が全て手配してくれたものです

心の拠り所でもありました。

亡くなって
悲しみ、寂しさ
後悔

全てが一気に押し寄せてきて

泣いて、泣いて、泣いて
明けても暮れても涙が止まらず
周りから目が溶けると言われたほど
泣いていました。

そんな時彼女が
私の頭の中に入って来て

泣かないで、
悲しまないで

私はもう痛くない、苦しくない
身体が軽いのよ、と

別れは悲しいけれど
新しい出会いの始まりでもある。

私の代わりになる人が現れるから

大丈夫、と。

あなたの代わりなんていないよ、と伝えると
我儘言わないの。たまに私の親に会ってやって、と。

そこで目覚め
夢だったのかうつつだったのかわからないけど

とても心が落ち着きました。


彼女は一人っ子でしたから
親御さんが気がかりだったのでしょうね

たまたま私が通っている病院の近くに彼女の実家はあります。

だからときどき、芋ようかんとか、どら焼きとかを買って
ご両親とお茶を楽しんでいます

彼女との思い出はたくさんあり
ご両親は時折涙をみせながら
笑いながら、わたしとお茶を飲みます。

また、ご両親がわたしを訪ねてくる事もあります。

お菓子を持って来てくださり
うちで親友が好きだった紅茶を淹れてさしあげるのです。

悲しみは消えることはないけれど

それでも残された私達が幸せであることが

1番の御供養になるのです。