星に願いを

5年間続けた海外生活から帰ってきて、5年がたちました。趣味の自転車(アウトドア)、読書(インドア)を綴っていきます。

こころがけ

2009年10月29日 23時59分14秒 | 思うこと

E-Mail というツールは、確かに情報を一度にたくさんの人に送ることが出来、
とても便利。
しかし、書き手の意図が確実に伝わらないし、一方的になりがちなツールでもある。

日本から情報を得ようと、電話で確認する時、
「それって、先週メールしましたよね?」
と、聞かれることがよくある。
毎日50通近く入ってくるメールを隅々まで読んでいることはなかなかないし、
部下が多ければ多いほどそうだと思う。

だから、重要な時は必ず電話で確認する。


それに、メールを書くには、本当に時間が掛かる。
何度も内容を確認しても、相手によって受け取り方が違ったりする。

最近は、たくさんメールを書いて送ることが仕事の出来る人だと思われている節がある。
確かに、パソコンに向かって、パチパチとタイピングしていると傍目からは、
熱心に仕事をしているように見える。

そういう人に限って、発信するメールの内容があまりなかったり、
苦情のメールだったり、相手の気分を害するような内容だったりする。

時差の関係上、こちらの夕方は、日本の夜中なので、
日本の朝に仕事を進めてもらうために、メールを入れておく必要がある。
それも出来る限り最小限にしたいと思っている。

それから、一番大事なのは、
相手を叱らないといけない場合、苦情の場合など、ネガティブな情報には
絶対メールを使わないことで、こういうことを言わないといけない場合は必ず電話にする。

逆に、相手を喜ばせる内容、褒め称える内容の時は、メールを使うようにする。

最近は、逆の手段を使っている人が多いと感じる。
普段の会話では気にならないのに、メールで相手に悪い印象を与えてしまう人が多い。

面と向かって話が出来る場合が一番いいのだろうけれど、
時には、電話やメールでコミュニケーションを取らないといけない場合がある。
うまく手段を選んで、使いこなしていきたい。