寄り添って

ここのブログも一年が経ちました。（今さらって？）
去年の５月から初めて、１４ヶ月目に突入です。

開設してすぐに、この言葉が目に留まったブログがありました。


日本にいても、海外にいても、人の気持ちがわかる人でありたい。

自分がされたら嫌だと思うことはしないようにしよう。
自分が受けたらいいと思うことをするように心がけよう。

誰だって、いつも完璧なわけがない。
それを受け入れられる自分でありたい。


なんて、書いているけれど、
情けないくらい、まったく出来ていない自分がいる。

村上ファンド

土建屋だった親父から、言われたこと。
”人生一番のギャンブルは、こつこつ働くことだ。”

バブルのとき、自営業だったから、先物取引や先行投資系の人から、よく勧誘が来ていた。
うちの親父は、散々話を聞いた挙句、
”そんなに儲かるんなら、あんたやりや。わしゃ、充分稼いどる。これ以上、金はいらん。”
と言って、断っていた。
そして、僕には、
”そんなに簡単に儲かるんなら、みんなやっとる。誰もやらないような苦労をするからお金が稼げるんや。”
と、いつも言っていた。

確かに、「お金を預けるだけでいくらに増えます。」なんて、それがほんとの話なら、みんながみんな、始めているよなぁ。
勧誘する人も、あちこち走り回らなくても、自分が始めれば、稼げるんだもの。

実家は、僕が小学校の頃、とても貧乏だった。僕は、学年で唯一生活保護を受けていた。
だから、お金の大切さは身にしみてわかっているつもりだし、逆にお金に執着はない。それなりの生活が出来る分だけ、収入があれば充分だと思っている。

それよりも大切なものは、きっとある。
きれい事かなぁ。。
でも、そう思い続けていたい。

ありがとう。

この言葉だけは、たくさん覚えたなぁ。
というか、とっさに出るようになりました。


サンキュー：英語
ダンケシェーン：ドイツ語
テシュキュラス：トルコ語

シェイシェイ：中国語

グラッチェ：イタリア語
グラシアス：スペイン語

まじめにドイツ語を話せるようになりたいなぁ、と思う。
ドイツに住んでいるのだし、ここでの生活が広がるような気がする。

言葉の違う人と、会話でコミュニケーションが出来ることの喜びを、
最近になって、実感できるようになりました。

でも。。それよりも、英語が話せるようにならないと、ね。

夢を見た。

元々、腰の痛みは慢性的に持っていて、疲れが溜まってくると重たい感じがする。それを無理していると、突然力が抜けたように動けなくなってしまう。
逆に、その感覚が出てくると、やばい兆候なので、自然とセーブするようになる。

夜中に、腰に熱いものを当てられているような感覚を感じて目が覚めた。うーん、カイロを押し当てられているような感覚。
そして、またすぐに吸い込まれるように眠りについた。
次に目が覚めたときには、僕は身体を起そうとしていた。不思議と腰の痛みが無いことに気がついた。すごく軽かった。でも、時計を見て、まだまた起きるのに時間があると思ったから、また布団に潜り込んだ。

また目が覚めたときには、誰かがささやく声が聞こえてきた。
”うつぶせ寝は腰に負担が掛かるから、横向きになって眠るのがいいよ。”
そんな声を聞きながら、寝返りを打って横向きになりながら、また眠りについた。

朝目覚めると、どこまでが夢で現実なのか区別がつかないままの自分がいた。しばらく、布団の上でボーっとしていた。
腰の痛みは、ほんの少しだけ和らいだような（気がする）。


今は夕方の５時。
残業時間に突入。

疲れているとき、実は、突然眠気が襲ってくることがあった。定刻時間中、会議中でも、でも車を運転していてもお構いなしに。
ここのところ、ほぼ毎日だった。本気で治療に行かないと行けないかなと思っていたところだった。
今日は、その眠気が襲ってくることはなかった。


ありがとうございます。

祝日

今日は（も）、ドイツは祝日でした。
何の祝日なのか、知らないのですが、一日ごろごろと家の片づけをしたり、
テレビを観たりして過ごしていました。
久しぶりに、何もせず、何も考えず、過ごした一日でした。

日本語放送では、村上さんが逮捕されたニュースを延々流していました。
スポーツコーナーでは、サッカーのワールドカップの話題をしていたけれど、
実際のプレイの映像は、放映権の関係で静止画になってしまうし。
ワールドカップの開催国にいるのに、感じることが出来ません。

つまらなくなったので、スポーツ放送を見てみると、
全仏オープンテニスをしていました。
久々にヒンギスを見て、大柄な選手になったなぁと思いながら見ていました。
確かに、以前よりもパワーがついて、昔の持ち前のセンスと技術が戻ってきて、
とても魅力的でした。

そんなことをしながら、過ごした一日でした。

たまには、いいでしょ？

ノイシュバンシュタイン城

土曜、日曜を使って、ノイシュバンシュタイン城へ行ってきました。
ドイツの城と言えば、この城だと思います。
別名、白鳥城。

土曜日に、フランクフルトからミュンヘンまで移動して、
４００ｋｍ車で約４時間の道のりでした。
ミュンヘンの街中を散策して、夕食を食べて、
ミュンヘン名物、白ウィンナーを食べました。

そして、朝から２時間車を走らせて、
ノイシュバンシュタイン城へ行きました。

写真やテレビで見たとおりの美しい城でした。
息を飲むと言うか、言葉が出ないというか。。

帰りは、また４時間の道のりを走らせて帰ってきました。
二日間で、１０００ｋｍ走った計算になります。

どこが？

政治的な理由で、自分のボスに言われてきたのだろ？
二日間で何が出来ると言うの？
時間の無駄だ。

と、はっきり言われた。

自分でもわかっていたことだったから、
何も言い返せなかった。

思いがけない形で、大切なものを失ってしまった。
そんな気がした今回の出張だった。

歓迎

僕はここでの仕事を離れたのにもかかわらず、
ここでのみんなは、僕を大歓迎してくれた。

それに充分に応えることが出来ない自分が腹立たしくて情けない。

所詮、今の僕は、ここでの仕事は、あくまでサポートで、お手伝いで
継続的にするべきことではないのだから。

それでも、よく来てくれた、と、大歓迎してくれる人々に対して、
もう直接的には会えないけれど、困ったことがあったら連絡してね、
間接的にお手伝いするから。

なんて、調子のいいことを言ったのだろ。
出来るかどうかもわからないことなのに。

僕は、ここに何しに来たのだろ。