今日の新聞にコダクローム終焉を告げる記事があった
用途によって様々なフィルムが存在していたが
デジタルカメラ全盛の今になって
フィルムが次々と消えていっている
一般にフィルムといえばネガフィルムを使うが
プロ写真や印刷分野 等 色彩の再現性を重視する分野では
リバーサルフィルム(ポジカラー・スライドフィルムとも呼ぶ)が使われていた
コダクローム(イーストマン・コダック社製)はポジフィルムの代名詞であった
1970年代 私も スライドプロジェクター(ペンタックススライド504)用に
このフィルムを使って旅行写真を撮っていた
その写真を 夜中にこっそり隣家の壁に投影して喜んでいたものだ
コダックには他にもモノクロネガのトライパンXという
ASA500(あーさーごひゃく)=ISO500の高感度フィルムがあって
スポーツ写真分野では画期的フィルムであった
これらも 次々と出される日本製高感度フィルムに押されて とって変わられ
今度はフィルムそのものが終わってしまう時がきた
どこか さみしい時の移ろい
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