2月1日、ビートルズが1966年6月に来日した際に制作した絵画が競売にかけられ、約174万ドル(約2億5500万円)で落札されたと競売大手クリスティーズが発表した。米CNNテレビによると、メンバー4人全員が制作に参加したとされる極めて珍しい作品という。クリスティーズによると絵画は「Images of a Woman」。和紙に描かれた独創的な水彩画で、中央の部分にジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターのサインが書かれている。4人は日本武道館で実施された公演の合間、ホテルにこもって制作に取り組んだという。
「~という」という表現がニュースでは使われていますが、この絵をビートルズが描いている映像を僕は見た記憶がありますし、この絵はそもそもビートルズのメンバー達が、ビートルズ・ファン・クラブにプレゼントするために描いていた絵で、ビートルズの東京ヒルトン滞在初日に加山雄三が彼らの部屋を訪れた時、中央にあるライティングデスクの上で描かれていたものです。加山とビートルズの記念写真にも写っています。
来日時のホテルの部屋で撮られた映像や写真で何度も目にしており、この絵がどこに行ったのか?その行方は長年謎となっていただけに、突然のオークション落札のニュースには非常に驚きました!どういう経緯で日本から今回のオークション出品に至ったのか、それが心から知りたいです。