セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

身近な春の生き物たち その1

2013-04-30 09:42:56 | 
 虫や亀が苦手な方は、見ない方がいいかもしれません。

 私は見慣れて可愛いと思えるようになったのですが……。

 下の方に猫の写真が数枚ありますので、がーっとスクロールするとか……




公園で鳥さんを追いかけたり、イブちょとのんびりお散歩していたら。

暖かくなるにつれて、たくさんの生き物達と出会います。


身近な生き物は、小さくてささやかだけど、アップで見ると面白い。

カメラのおかげでいろんな観察ができた日々でした。


今回は、馬見丘陵公園で出会った生き物達です。


梅の花に、小さい蜂さんがぶ~~ん。




蜂さんのおめめって、大きくて黒目で可愛いんだ。

蜜を一生懸命集めているね。

ニホンミツバチかな。



こちらでも、せっせとお仕事中。




ツルンとしたお尻が可愛い。

タンポポ畑、綺麗でした。


素朴な花がさく草原を、癒されるなぁと思って眺めていると。

ヒラヒラヒラ。蝶々かしら。




ん?枯れ葉??

いや、開くと凄く綺麗!!




キタテハという名前だそうです。

羽を閉じていると、枯れ葉とまったく区別がつきません。

何度も見失いました。


こう、動くものが綺麗に撮れると、すごく嬉しいです。


さて、池に来ました。




おお、亀さんたちがぎっしり並んで日光浴

今日はいいお天気で気持ちがいいね~~。


……、と、右の隅の方、あそこだけちょっと並び方が違うな~。

アップにしてみよう……。

くるくる……。





ああっと!

まさかの亀さんの組体操!!

2段タワー!!

全員、どうだ!!ってキメ顔なんだけど。

お見事!

この亀さんは、アカミミガメというそうです。

噛み付いたら強烈な、けっこう凶暴なやつだと、近くにいたおじさんが話していました。

まあ……、見ている分には大丈夫でしょう。





ひとしきり笑って、水の中に目を向けると、ああっ!




親子亀さん発見!!


彼らの泳ぐ様子を動画で撮りました。

短いですが、どうぞご覧ください。

亀の親子



見にくい方は、こちらからご覧下さい。

『動画 亀の親子』



子亀さん、しっかり育つんだよ。

ママみたいに大きくなあれ。



最後に、もう一度組体操を見てみると。




さらにもう一匹!!

無理だよ~重いよ君は。

一番右の亀さんが、ええっ!!って顔で見ていますね(笑)。



それでは今日のお見送りです。

お見送り……、イブちょ、しろちゅ、いったいだれをお見送り中なの!?




びろーん、長いなぁ。

そしておなかが……(笑)。

ぷっくりぷっくり。





ああ、のらじょが来てたんやね。

相変わらずあっさり行っちゃう子だなぁ。

巡回の途中なのね。

イブちょ、また来てくれるよ~。

イブちょはいつまでもさみしそうな背中でお外を眺めていました。





ぷふ。息ができないよう~~。




一人でねんね。




一緒に寝ようかなぁ……。



それでは、また次回

吉野山の大名行列( 花供懺法会)

2013-04-26 07:00:00 | 吉野山
桜の吉野山を堪能して数日後、またまた吉野山へ来ていました。

奈良県のことにとても詳しい友達が、「大名行列見にこない?」と誘ってくれたんです。

その時の私といえば。

笑えるほどきつい筋肉痛に悩まされていました。


張っていると言っていたふくらはぎ。

その他もろもろ。

歩くのに必要な筋肉全てが痛んでいました。

足が前に出ないよ~~~。


そんな状態でも、見たいものがあれば吉野まで来るんですね。


大名行列なんて初めてで、とってもワクワクしてケーブルカーに乗り込みました。


ケーブルカーの駅を出た途端、目に入るのは売店、売店、売店!!!

こないだ全くお買い物できずに帰って来てしまったので、もううれしくてなりません。


まずは目の前のお店で、焼き餅と焼きせんべいを買います。

お行儀が悪いですが、時間がないので歩きながら食べました。




すでに一口かじっております。。。

ちょっとお醤油が勝つ感じの甘辛い味。

朝ごはんを食べる時間がなかったので、ものすごい勢いで食べてしまいました(笑)。


あ、しいたけ売ってる!!

山のように盛ったきれいなしいたけ。

花矢倉展望台のところで見たしいたけを思い出しました。

荷物になるけど……。

買っておこう。

「すいませ~ん、一籠ください」

「こんなんなぁ、干しといたら長いこともつでぇ~~。
 サービスしといたるから」

「え、はぁ……」

あれよあれよという間に、袋に3籠も入って行く!!

これはあれか、一籠分サービスということで……よろしいんで?

おっちゃん商売上手やわぁ……。

おねえさんのほうに声をかければよかったか……。

まあみんなで分ければいっか。




ということで、私の左手にはずっしりと重いビニール袋……。




誘ってくれた友達と、実家とそのご近所とで分けました。

風味豊かで舌触りがよく、歯ごたえはしっかり!

スーパーでは買えない味です。

荷物にはなりましたが、喜んでもらえたので良かったです。


大名行列は、竹林院というところからずっと下ってきて、終点は金峯山寺(きんぶせんじ)になります。

私は、終点で行列を待ちました。

行列がやってきました!!




山伏の格好をした人たちが、旗をなびかせ法螺貝を吹きながら、ゆっくりと通り過ぎていきます。

かっこいい一団が、踊りながら進んできました。




時代劇みたいでかっこいいですね~。

荷物を渡す演技です。




青いはっぴとわら草履。

男性が着ると凛々しいですねぇ。


あ、鬼さんたちが来ましたよ!






グリーンさんはものすごくフレンドリー


たくさんの素敵な人たちが通り過ぎていきました。

いきいきした笑顔、きりっとしたお坊さん……。

とっても可愛いお稚児さんたち……。

お顔を出す訳にはいかないので、アップできずすみません。


後ろ姿ならいいですよね~~。




山伏姿、こんな感じなんですね~。

たぬきかな、動物の毛皮をおしりに巻いていますね。

山の中で座っても、水をはじくしお尻が冷たくないですね。

昔の人の知恵だなぁ……。


行列は、金峯山寺の境内へ。




蔵王堂、見られましたよ~~~!!

会いたかったよ……大屋根ちゃん……。


比較的偉い感じのお坊さん達がお堂の中に入って行きます。




風に揺れるカラフルな布たちが綺麗ですねぇ……。


最後は山伏の皆さんで、お経をあげていました。






それでは昼食に向かいましょう。


お豆腐専門店があったので、そこで豆腐ハンバーグをいただきました。




塩加減がちょうどよくて、美味しかったです~。


その後友達とわかれた私。

桜をまた見に行こうかと思ったんですが、下の方はもう散ってきていると聞いて、ポイントに向かうのは諦め。

ひたすらショッピングをすることに~~~


ごはんを食べたばかりだというのに。

もう次のお店でよもぎみたらし団子を購入しています。




食べてびっくり!外はこんがり、中はものすご~~~く柔らかい!!!

口の中でとろ~んととろけるんですよ~~


あっという間に食べ終わって歩いていると、ものすごく飲みたいものが~~~。




後で車に乗るから、今日はNG。

日本酒はちょっと苦手だけど、それでも味見してみたかった~。


あとは、キュウリのお漬け物(うす塩味)とか売られていました。。




食べてないけど。


買って帰ったおみやげは。


昼食をいただいたお店で買った豆腐ドーナツ(写真忘れた すんごく美味しかった)。

上品な葛菓子。




葛入りのラムネ。




これすごく口溶けが柔らかかったです。

大事に大事に、少しずつ食べています。



たくさんお買い物して、かばんと両手に袋を下げ。

ほくほく顔で帰途につきました。


こういう吉野山の楽しみ方もあるんだなぁ……。

冷たい雨が降って来ましたが、心はとってもポカポカして帰ってきました。





新聞と猫。

プックマーク登録させていただいているブログ友達のウルママさんと姫子さんの真似っこをして。

新聞の上にイブちょを誘導しました。

イブちょのサイズはこんな感じです。




おやつを置いて撮影。

伏せの体勢じゃないのでちょっと縮んでるかな……?

びろーんと伸びるともっと長いんですけどね~。

首のところのお顔が笑ってますね

しろちゅはイブちょよりちょっと小さいです。


最後に、おかえりただいまの儀式。






しろちゅはよく、イブちょがお散歩から帰ってくるのをじっと待っています。

おかえり~のみゃーは、ものすごく甘くてかわいい声ですよ。



それでは、また次回です




桜の吉野山 その6(最終回)

2013-04-25 07:00:00 | 吉野山

ついに最終回です。

西へと急ぐように落ちて行く太陽。

私の気持ちもちょっと焦って来ました。




桜に光が当たらなくなったら、もったいない。

それに何より、山の中で暗くなるのは絶対に避けたい。

急がなきゃという気持ちと、最後の光を撮っておきたい気持ちがせめぎ合って。

心の中は、この山の色合いのようなモザイク模様でした。




この美しい場所に、いつも立っている気分になれるように。

写真を残したい、と思う。


その5でくぐってきたミツバツツジの道を向かい側に眺めます。




綺麗だったなぁ……。


だいぶ近づいてきた、あの大屋根。




下の道路を走っているのは、私が朝乗ってきたのと同じルートのバスです。


杉の木立から差し込む、眩しい光。






ほんとうは、もっともっとキラキラです。


時間が遅くなってしまって、当初予定していた見所をスルーすることになりました。

如意輪寺や五郎兵衛茶屋など。

このあたりにはたくさんのいいポイントがあるんです。


仕方がないので来年のお楽しみにとっておくことにします。


どっちかだけでも見れるかなって思ったけれど、山がついに日陰に入ってしまったから。






今回はこれで充分です。

暗いところの桜も、紫がかって杉の闇に沈んだように見え、幻想的でした。

急な坂を下ったり、ぐねぐねした道を進んでいると。

こんな谷間に出ました。




おひさまがくれた、最後のプレゼントだと思いました。




逆光ならではの、破裂しそうな光の塊。

そしてその奥には、闇に沈んだ桜も浮き上がって見えています。

これを最後に見て行きなさいよ、って、山に言ってもらっている気がしました。



ついに、山に日が沈みました。

薄暗くなる山の谷間。

分岐点を見つけます。

真っすぐ→五郎兵衛茶屋、右→吉野駅。

こう書いてありました。


このとき、

(ん?茶屋はもう行かないから、方角から言えば右の吉野駅かなぁ?)

と考えました。


右へ下りて行くと、アスファルトの道が現れました。

(歩きやすい道になったなぁ。でも人気はないし暗くなってきたし……、ちょっと怖い。

 早く元の道に戻りたいなぁ……)


土産物屋が立ち並び、観光客がいっぱいのにぎやかな道が、恋しくなりました。


てくてく、てくてく。

歩けど歩けど、薄暗い道が続きます。




だんだんと、不安になってきました。

早くマップを見ておけばよかったんです。

iPhoneで現在地を確認すると、私は元の道と平行に走る『ささやきの小径』という道に来ていました。


え~~~~!

戻れないの!?


なんとか左へ、元の道へ戻れるルートを探しましたがちっとも見つからず。

この辺りで、吉野駅に行くということはどういうことか分かったのです。

つまり、駅までこの道で帰るということ。

お土産屋さんのはしごもできない。

暗くさみしい道がえんえんと続く。

最悪だ~~~~



あえてこの恥ずかしい失敗談を書いたのは、ひとえに私と同じ間違いをしてほしくないからです。

あの標識では分からないですよ~~~。

いや、あそこでちゃんとマップを見ておかなかった私が悪いんですが。

五郎兵衛茶屋と一緒に金峯山寺とか書いておいてほしかった……。

もしもこれから行かれる方がいらっしゃれば、どうぞお気をつけ下さいね。


iPhoneのマップで進み具合を何度も見ながら。

てくてくてくと歩いて行きます。

横は、こんなちょっと怖い岩が見えていたりして。






まあでも、よく見るとちょっと高千穂の黒い岩に似ています。

岩の間からしみ出る水とか。

悪くないよ、うん。

無理矢理そんな風に心を落ち着かせようとしたり。



突然、こんな美しい門が現れました。




何?何かの旅館かな。

調べてみると、ここは『吉野温泉元湯』というところで、かの島崎藤村が逗留していた宿だそうです。

暗かったので、人気もなくちょっと怖かったですが、明るい時間はきっと素敵な、鄙びた温泉宿なのでしょう。


あ、ケーブルカーだ!!




やっと吉野駅に帰ってきたようです。

はあ~~、やっと着いたか……。

あ~あ、失敗しちゃったなぁ。

あんなに目指していた金峯山寺の蔵王堂も、見られずじまい。

どうにも情けない気分です。

蔵王堂の勇姿をご覧になりたい方は、こちらの記事をご覧下さい。


『紅葉の吉野山(1/4)』




と、駅前に漂う、お肉が焼けるいいにおい~~~

見ると、屋台が出ていて、牛串とか鶏串とか書いてあります!!

高かったけど、両方を速攻ゲット!!

あ~おなか空いた~~~。




色気もそっけもないですねぇ……。

きっと体がタンパク質を求めているんだ、うんそうだ、とだれかに言い訳してました

牛肉も鶏肉も、塩がきいてジューシーで、とっても美味しかったですよ。



そのあとは、駅前のお土産屋さんでさくら羊羹と葛餅を購入して。




中身の写真を撮るのを忘れました……おバカでしょう~~。

駅前のベンチでゆっくり休憩してから、ぬる過ぎる缶コーヒーを買って、電車に乗りました。


はあああああ、終わったなぁ~~~~。

大きなため息をひとつ。

足はさすがにふくらはぎが張っていました。


これで、桜の吉野山、終了です。

長々とお付き合い、ありがとうございました。

最後は尻つぼみで申し訳ありません。

次来た時は、もう少しかしこく歩こうと思います。


ブログをいつも読んでくださるジージさんが、あの黒い岩を見て和歌の上の句を書いてくださったので、下の句を作らせていただきました。

み吉野の いにしえの岩 物語る
とく散る桜と 人の世もまた

歴史のある場所に来ると、自然と風流な気分になります。


それでは、今日は、イブちょのあらよっと踊りでお見送りしてもらいましょう。

あらよっ!




ばったん!




ほっっ!!腹筋!!





相変わらずお散歩ではしゃぎまくりのイブちょさんでした。


それでは、また次回でお会いしましょう~





桜の吉野山 その5

2013-04-24 07:00:00 | 吉野山
西日の時間が来ました。

全ての景色に魔法がかかる時間です。

煤けた工場も、油の浮いたドブ川でさえ。

金色に光り輝く素敵なものに変えてしまう魔法。


心は光るものへと吸い寄せられて、魔法にかかったようにシャッターを押しています。

そんな西日の時間。

私はやっぱり魔法にかかりながら、吉野山の小道を歩いていました。


あちらを向いても桜、こちらを向いてもまた桜。

魔法にかかってしまっている目では、全てが宝物のようにキラキラに見えて。

柔らかい土の道を歩きながら、ずっと写真を撮り続けていました。



歩くたびに新しく現れる、一目千本と言われる桜たち。





読経の声が時折聞こえてきます。

山のお寺だけあって、とても力強い声です。



青い空は全てを浄化してくれる作用がある気がする。






珍しく、八重のしだれ桜です。

濃いピンクと黄緑色の新芽がとても可憐ですね。


分岐点に来ました。




如意輪寺方面へ向かいます。


開けた場所に出ると、自由にくつろぐ旅人たちの姿があります。






外国からの旅行者も幾人か見かけました。


またすごいポイントです。






なんだかこの塊だけそのままゴッと浮き上がりそうだなぁ。

天空の城ラピュタみたいに。

薄いピンクと濃くなってきた影のコントラスト。

ちらりと覗く新緑もいいスパイスですね。


このあたりは、うーん、そろそろ中千本なのかな?

表示があまりないので、うまくご説明できずすみません。



まだまだ遠い、蔵王堂の屋根。




ずいぶんと日が沈んできたのが分かりますね。

しっとりといい色合いになってきました。



魔法にかかっている谷間。




森の精のように、白い桜が輝いています。



そしてここで。

急に目に飛び込んで来たのは、鮮やかなピンク色!!

この色は!!




ミズバツツジです~~~!!!

馬見丘陵公園で見かけた、あの紫がかった大人なピンク。

そんな可愛くてたまらない木が、道にアーチを作っている!




なにこれ。すごい。

シロヤマザクラとミツバツツジがコラボしてる(笑)。




……すごい場所へ来たものです……。




突然現れた桃源郷のような場所に、しばらく呆然と立ち止まっていました。

ここでこんな、まさかの再会があるとは……。

お花に頬擦りしたいほど、嬉しくてホッとしたのでした。



それでは、今回はこのへんで。

次回、ついに最終回です。

いえ、ドラマやアニメのように、怒濤のシナリオはありません(笑)。

帰路につくだけです。

どうぞまた、見に来てくださいね


それでは、今回のお見送りは動画にします。

イブ散歩中のころころ映像です。

イブちょ、おひもで遊ぶ



見にくい方はこちらからどうぞ。

『イブちょ、おひもで遊ぶ』


うい~~~~。




おっさん座り(笑)。

背中だけ見ると猫じゃないみたい。

実はおなかにひっついたツツジの葉っぱを必死に取ろうとしているの。

花のつぼみの近くにある葉は、落ち葉になるとものすごい粘着力!

肉球にひっつくと、ウェットシートでごしごししても剥がれないです。




つぼみの横の茶色いところです。

きっと、ツツジの蜜がついちゃってるんでしょうね。

興味がある方は、ちょっと触ってみて下さい(笑)。




たくさん遊んで夜になったら。

ねむねむしているところにしろちゅがずずいっと。




うーん、完全形


それではまた次回!お会いしましょう~

桜の吉野山 その4

2013-04-23 07:00:00 | 吉野山
インターネットで、どの辺りからの眺めが桜を見るのにいいか、調べていました。

すると、前回通った主となる道よりも、脇道のほうにある場所がいいようでした。

吉野山のマップを貼っておきます。


『吉野山マップ(pdf)』


地図の左上から右下へ下って行っています。

今は、真ん中よりちょっと左上のところです。



どの辺りから分岐するんだろうと思いながら歩いていると。

またまた、地図を広げながら数人が立ち止まっているのを見つけました。

とても細い横道で、だれもいなければ通り過ぎていたかもしれません。

可愛いミツバツツジが咲いている分岐点の案内表示。




この『宮滝・如意輪寺』方面へ行きたかったんです!!

見つけられてよかった~と思いながら、細道を下って行きます。


と、すぐに桜の絶景が目の前に!!




うわぁ~~~~!すごい道!

こっち来て良かった~~~!!

うわ~うわ~!






なにこれ、すごい世界!


この橋も絵になるなぁ……。




あ、蔵王堂が見えた。




遠くに蔵王堂が見えると、きゅっと視線が吸い寄せられます。

あそこに、帰って行くんだなぁと。

まるで、金峯山寺がお城で、その周りが城下町みたいに見えます。

山のあちこちから見える場所、そこに一番大きな建物を建てたのかなぁと思いました。


宮滝へ行ってはとっても遠回りになりますので、如意輪寺の方面へ向かいます。


この道へ入ってきて正解だ、とまた思いました。

というのも。






とても情緒のある美しい道だったからです!!








短いですが、動画を撮りました。


吉野山の静かな道




こちらからもどうぞ。

ここをクリック!



私は、道が大好きです。

ここをずっと行くと、どんな景色に出会えるんだろうとドキドキします。

見上げると、真っ白に輝く桜が見下ろしてくれています。




その下を、ゆっくりと歩いて行くのです。




こんなに美しい道にはなかなか出会えません。

うわ~、うわ~とうわごとのようにつぶやきながら、進んで行きました。


この美しさに魅せられて、たくさんの人たちが、三脚を構え、座ってスケッチをしていました。


朝から一日ずっといられるなぁ、ここは。

スケッチをされている方の手の動きを見ながらそう考えていました。


一人のカメラマンさんが、三脚を立てて構えておられるので、私もそちらを見てみました。




枝の隙間から、桜の群れが見えていました。

「私もこちらから撮らせていただいていいですか?」

快く了承して下さり、その方のすぐ横でしばらく撮らせていただきました。


いい方達ばかりに出会います。

吉野山の桜が、みんなの気持ちを優しくほぐしてくれているのかもしれません。


遠くに、お寺の煙が見えます。





シロヤマザクラの魅力は、なんといってもこの複雑な色の連なりだと思います。






みんな同じシロヤマザクラのようなのですが、花と一緒に出ている葉っぱの色が違うため、このような色の違いが出るようです。

最初に出てくる新芽は赤く、そしてだんだんと黄緑色になってくる。

そうすると、遠目から見た木も赤色から白へと変わっていく。

それが、この心をぎゅっとわしづかみされるような複雑な色合いに染めてくれているのですね。


大海人皇子(のちの天武天皇)・源義経一行(武蔵坊弁慶・静御前など)・後醍醐天皇とその皇子などなど、数多くの歴史上有名な人物が逃れて来た地、吉野山。

そして、豊臣秀吉が「絶景じゃ!絶景じゃ!」と子供のようにはしゃいで花見を催した場所でもあります。


一千年以上もの長い間、様々な意味を持ち愛されてきた吉野山の桜。

それをじっくり見ることができて、すごいことだなぁと思いました。





太陽がだいぶ西に傾いてきていますね。

景色が黄色くなってきました。


頑張って早く出て来たのですが、あっという間に夕方に近づいてきました。


次回も、桜の吉野山が続きます。

また、見に来て下さいね


今日のお見送りは。

イブちょさんです。

イブちょの森でぷふ~ん中のイブちょ。




-ごはん~~~ごはんなの~~~こっちきて~~~~。




おねだり中のイブちょ。

見上げる感じって、かわいい


それでは、また次回です~~