1月11日でも、梅としては1月3日や2月1日の誕生花としても名前を連ねているハクバイ。
ウメは古来から日本で親しまれてきた。
原産の中国では「歳寒三友(さいさんかんゆう)」や「雪中四花(せっちゅうしか)」などと表され冬から早春にかけて愛されてきた。
(用語の解説や花言葉については下記の関連記事のリンク先を参照)
また、味付けの表現として「塩梅」と日本の料理にも名前を使われ、その実はお酒や漬物などとして利用され親しまれている。
花の蜜は野鳥にも好まれヒヨドリやメジロなどを喜ばせる。
このウメは文学の神様として知られる菅原道真との由来も深い。
大宰府に左遷された菅原道真の命日が2月25日に当たる。
また、菅原道真が元住んでいた家の庭に植えられた梅を忍んで詠んだところ一夜にして梅が道真のいる九州まで飛んだと言う(※1)
お正月明けてから早春にかけて誕生花として度々取り上げられるウメ。
お正月の縁起物として1月3日の誕生花に上げる事も捨てがたいし、その他の日でも梅の花を見ることが出来る1月中旬から3月にかけても良いのだが…。
個人的には2月25日の誕生花とするのがふさわしいのではなかろうかと感じる。
※1:菅原道真が読んだ歌は「東風(こち)吹かば にほいおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
この飛梅伝説から花言葉の一つ「忠義」が生れたと言われている。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに2月25日の他の誕生花にはハナカイドウ・カンヒザクラ・ユッカ・ラナンキュラス・バラ・カランコエ・コブシ・ジャコウバラがある。
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