オミナエシ・ススキ・キキョウ・ナデシコ・クズ・ハギに並んで秋の七草に数えられるフジバカマ。
書籍によっては別名をヒヨドリバナとされている。
ただ、フジバカマの名前は藤色をした袴の様な小さな花が語源。
一方のヒヨドリバナはヒヨドリが美しい音色でサエズリを始める頃に咲く白花を指す。
古来中国から朝鮮半島を経由して伝わった花とされるが今では帰化して野山にも自生している。
(万葉集にその名前が登場することから8世紀ごろには既に伝わっていたと思われる)
野生化した花を見ていると渡りを前にしたアサギマダラが蜜を吸う様子をよくみかける。
ヒヨドリバナの蜜を吸う様子も見かけるが、フジバカマの方がアサギマダラに露出を合わせても白飛びせずに撮れる光りになる。
そのため個人的にはフジバカマとアサギマダラの組み合わせが好きだ。
花言葉は、
「あの日の思い出」
「ためらい」
「他人の恋の相談役」
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに11月8日の他の誕生花にはダイモンジソウ・ヒイラギ・センノウ・ウメモドキ・キバナタマスダレ・ノバラがある。
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