冬になり花が乏しくなる頃の花壇を彩るハボタン。
名前は呼び名の通りで葉っぱが牡丹の花の様に見えること。
別名はオーナメンタルケール・ハナキャベツ・ボタンナ(牡丹菜)・オランダナ(和蘭菜)
ケールやキャベツが別名につく通りアブラナ科の中でも特にキャベツに近い。
日本では正月飾りの一つとして重宝されているが原産は西ヨーロッパ。
元々江戸時代にオランダからケール(青汁の原料)の一種として持ち込まれたものが品種改良され主に鑑賞用となったものが現在見られる。
別名にキャベツが付いているが葉っぱは苦く残念ながら食用には適さない。
花色(正確には葉色)は白・緑・クリーム色・赤・紫・桃色・黄色がある。
これらの色は寒さが深まるほど色濃くなる傾向にあるので冬の花壇を飾るのに向いている。
花言葉は、
「利益」
「慈愛」
「物事に動じない」
「祝福」
「愛を包む」
「記憶に残る思い」
個人的には牡丹よりもハボタンの方が好きだ。
牡丹は花は綺麗だが茎が比較的細くて長く地面が見えがちで写真を撮るには背景が難しい。
一方でハボタンは草丈が低く存在そのものがグランドカバーになっているので撮りやすいためもある。
何より身近な場所で見られる花が少なくなる冬に彩りを添えてくれるありがたい存在だ。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに 11月27日の他の誕生花にはキク(赤)・リュウノヒゲ・デンファレがある。
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