梅田駅で折り返し作業中の6354F快速特急京とれいん
4月21日土曜日。京福の撮影を終えて大宮まで戻り、一旦河原町へ出るつもりでしたが、烏丸で京とれいんを発見。思いつきで京とれいんに乗ることにしました。3DAYチケットを使っていたので、もったいないので宇治線へ行くか叡電へ出るかと色々思案していましたが、京福の撮影で結構歩いたので疲れました。京とれいんに乗って寝ることにしました。しかし…空いているであろうと思っていたら結構乗ってました。行楽シーズンとは言え昼下がりの梅田行きの割に結構乗っているので驚きました。とは言え全く座れないという乗り具合ではありません。ほどほどの乗りです。観光列車なので十分なのではないでしょうか。臨時列車と違い、通年運転なので利用者もそれなりについてきているのでしょう。できれば休車中の6350Fも改造して2編成体制で毎時1本の運転になればもう少し利用も増えるのではないでしょうか。
烏丸で非常ボタンが押されたとかなんとかで列車は遅延して運転。このためか西院の地下から出るといきなりスピード全開。桂で多少の入れ替えがあり、さらに利用者を増やして淡路を目指します。桂を出てからもスピード全開。MAX110km/hのため特急より5km/h遅いので特急を追いかけるため110km/h運転を連発しなければならないのかもしれません。以前乗った上りの臨時嵐山行きの時はもっとスジが寝ていたように思います。定期運転になって多少はスジが立つようになったのか、あるいは遅延のため回復運転を行っていたのか。よくわかりませんが、この日乗った京とれいんはかなり飛ばしていました。洛西口付近と長岡天神付近で動画を撮影し、予定通り睡眠モードに突入。気が付けば淡路に着いていました。淡路でも多少入れ替えがあり、十三でも意外に乗車が多く、そのまま終点梅田へ。京阪間ノン
ストップ特急の新たな風を送り込んだ京とれいんの旅。凝った造りの車内は観光客を意識したものとなっていますが、残念なのは転換クロスシートの車内。6300系そのものの構造のため、窓框が狭く飲み物などちょっとしたものを置くこともできません。伝統の鎧戸が邪魔をしているのでしょうかね。このあたりJRの221系以降の車両は長距離を走ることもあって窓框が広く飲み物などを置けます。車内の飲食については最近マナーがどうのこうのという人がいますが、京とれいんは観光列車であり、ノンストップ区間も長く、飲み物や軽食が欲しい人もいると思います。6300系の次があるのであればこのあたりを改善した“新京とれいん”の登場を期待したいものです。