今日の編集手帳に南アルプス市の芦安地区で半世紀以上つづく
中学生による新聞配達の記事がありました。心温まるお話がありました。
今日は年一度の「新聞配達の日」だとありました。
私には忘れられない長男の新聞配達があります。読売新聞への投稿文から
思い出しながら書きたくなりました。
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週間予報をみながら「えー」と思うこの頃です。
最近、雨が多すぎます。農家の娘だった私ですが、20数年間天気を
気にすることを忘れていました。
長男が浪人となりました。絶対にそんな事はないと思いたかったですが
無理でした。
”学費免除を浮けるから”と言う長男にもう一年夢をかける事にしました。
福岡にたって数日後、”新聞配達をするから”と電話があった時はびっくり!
「大丈夫なの?」
「やれるから・・・」
数日後、訪ねて行くと
「体にもいいし、少しは足しになるから」
と言いました。娘と同じアパート。一階・二階にいました。
4時からの配達!夜人間で朝に起こすのが大変だったのにと
考える事はいろいろでした。
「浪人はつらいな~」
とつぶやいた一言がその時に、妙に耳に残っていました。
新聞配達を続けている彼を知るにつけ、昨年とは絶対に違っていると
思いたい私でした。
そして、自転車で配達をしている長男が、
こんな事も言いました。
「雨の日よりも風の強い日がつかれるなぁ~」
と。
お盆に我が家で休ませてあげたい・・と考えた私に
「配達があるから帰れないよ・・・・・」
その言葉が今、うかんでいます。
”新聞休刊日”
考えた事もなかった自分が、あの時に休刊日に気づいたのも思い出しています。
一年間の新聞配達を終えて希望校に合格!
そんな長男は大手企業に入社していながら、二つ目の驚き話をしました。
「社会保険労務士の資格をとるから・・・」
働きながら一度の受検で合格!そして大手企業は退社!
私の年を数えていたら、子供達のこんな話もブログで残したくなりました。
親を驚かしてばかりの長男の話を、ここで終ります。
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