登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

栃木:日光・禅頂行者みち【茶ノ木平~薬師岳~夕日岳~地蔵岳】

2006-05-09 | 栃木の山
2006年5月8日(月) → 

コース・歩行時間:バス停・中禅寺温泉(0:56)茶ノ木平(0:09)明智平分岐(0:47)細尾峠(0:45)薬師岳(1:24)夕日岳(0:09)三ツ目(0:33)ハガタテ平(0:29)林道出合(0:38)バス停・古峰原神社=合計5時間50分


                 


そろそろ雪が消えた頃かなと、日光でも標高の低い山を選んで、小手調べがてら歩く。
おりしもアカヤシオの花時、平日にもかかわらず6組に行き会う。
「去年はアカヤシオが両側に咲き誇り、花のトンネルだったが今年は少なくてがっかり」だそうである。

中禅寺温泉へ行くバス車窓から途中通る「いろは坂」のもみじ芽吹きを観賞する。
紅葉に勝るとも劣らぬ若緑に圧倒される。

茶ノ木平へは中禅寺湖畔から取り付く。
男体山や白根山を樹間からチラチラ眺める。
明智平までピストンするという夫婦が一服していた。
今日のコースの最高地点・茶ノ木平まで登ると眺望が広がる。


文字通り、残雪たっぷりで真っ白な白根山




自然林が広がる中、下生えの笹を分けて進む。


冬枯れの林で、アカヤシオはひときわ鮮やかに映える。


修験者がその昔歩いた行者みちにたたずむ石像




林道が通っている細尾峠へ、ぐんぐん高度を下げる。


薬師岳に着くころから、小雨がぱらつきだす。
濃い霧がたちこめ、あたりが真っ白になる。




雨はきまぐれに降ったり止んだりしている。
濃霧は晴れる気配がない。
さえぎるものなしの夕日岳頂上なのに、ガスではお手上げである。


夕日岳からすぐの地蔵岳は気がつかずに通り過ぎた。
ハガタテ平から派手な沢音を聞きながら下る。
苔むした石や倒木が転がる湿った道にイチリンソウが群生している。





路線バス停留所がある古峰原神社には大駐車場が設けてある。
旅館も2軒ある。
大祭の時などは賑わうのだろう。


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