2021年6月、島根県大田市三瓶山で開催された「第71回全国植樹祭」。これに先駆けて、島根県内各地で県民参加植樹イベントが開催されました。雲南市木次町北原にある植樹会場もその1つ。2021年3月に約200人が参加して、イロハモミジを100本植えました。
植えた後は、毎年地元のNPO法人に草刈りなどの維持管理をしていただいていますが、真夏の草刈りは大変な重労働。7月末日、当事務所から2名が助っ人として参加し、一緒に草刈りに汗を流しました。
じつは5月末に一度草刈りを行っていますが、竹や葛がたいへん多い場所であるため、何本かの苗木はすでに葛に覆われていました。この現地では、毎年3回くらい草を刈って、苗木が順調に育つよう管理していただいています。
約2時間後、何とか無事作業を終えることができました。暑かった・・・。
植樹イベントは、比較的参加しやすい森づくり活動かもしれません。しかし、木は植えて終わりではありません。むしろ植えた後の方が大事!植樹後の管理やそれにかかる費用をどうするか、事前にしっかり決めておかなければいけません。あるいは、植樹イベントの参加者が、毎年草刈りボランティアとして参加する仕組みにすれば、森づくり活動がより身近に感じられるかもしれませんね。こちらの現地も、植えてから3年が経過。NPOの方のご尽力もあり順調に成長していると言えるでしょう。数年後に紅葉の美しい山になることを期待しています。