これまで飯石森林組合はスイングヤーダとフォワーダを使用した集材システムを採用していましたが、木材生産コストの低減や原木の大径化などに対応するため、この度はタワーヤーダを利用した集材システムにチャレンジすることになりました。
事業地は林業公社の更新伐事業地です。
まずは、既存の森林作業道を大型トラックが通行できるように改良します。
そして、タワーヤーダにより全木集材した原木を需要別に造材・仕分けし、A材、B材、木質バイオマス用材それぞれを大型トラックで需要先へ直送して運材コストの低減を図ります。
運材コストの低減だけでなく、集材場所から大型トラックへ直接木質バイオマス材を積んで運ぶことができるため、林地残材を残さず林外へ持ち出すため、地ごしらえコストの低減にもなります。
下の写真は、今回使用するタワーヤーダです。大活躍を期待しています。