7月2日(日)、奥出雲町の阿井地区にある集落営農法人「こよりの里」で電気柵設置研修会を行いました。
電気柵のポイントは
①地上から高さ20cm間隔で張ること
②電圧(3000~4000V)がしっかり出ていることです。
ほかにも注意点はあるのですが、参加した14名の皆さんに電気柵の張り方を習得してもらいました。
イノシシの目線になって設置することが大切
地区の方からは「今まで電気柵を効果的に張っている人は少なかったかもしれない。イノシシに対しては捕獲は攻めの対策だが、柵による守りの対策もしっかり行っていきたい。」とのことでした。
最後に、とにかく大事なのは「地区で電気柵の適切な設置を徹底すること」と伝えて研修会を終わりました。
せっかくの電気柵も正しく設置しないと効果がないものになってしまいます。また、自分の水田だけでなく周りにも電気柵の正しい設置を伝えていくこと、これが鳥獣対策に必要なことです。
小寄地区で電気柵を適切に設置して今年は被害が減少することを期待しています。