はじめまして！今年から新たに配属された新米の林業職員です。これから日々の学びや発見を更新していきたいと思います。
大好きな自然と身近に触れ合える林業で仕事ができることを大変嬉しく思います。林業に関しては右も左も分からないひよっこですが、しっかり勉強していきます！また、昔から虫が好きで、学生時代は昆虫の生態を研究をしていました。休日もちょくちょく昆虫採集に出かけることを趣味としているので、現場で見つけた昆虫についても簡単に紹介していきます！
今回は島根県飯石郡飯南町の伐採現場に行きました。
ここは、木材を生産するための伐採（主伐）が行われていた現場です。切り株の年輪を数え、伐採した木の年齢（伐採齢）が計画通りであったかを確認します。今は上司の背中をみて学んでいます！
島根県では「伐って、使って、植えて、育てる」取り組みを進めています。利用できる大きさになった木を伐採し、木材として利用する、そして伐った後に苗木を植えて育てる、資源の有効利用と森の若返りを両立させることで、森林のもつ機能を発揮できる多様性の高い環境を維持できるようになります。
とくに、近年は地球温暖化が問題となっており、木は若い方が二酸化炭素の吸収量が多いため、伐採後は新たに苗木を植えることで、長期にわたり地球温暖化の抑制に貢献できます。
現場ではまだまだ学ぶことがいっぱいです。これからも頑張ります！
【今日の昆虫】
かっこいいですね！
これ何の昆虫か知っていますか？多くの人は見たこともないかもしれません。
この虫はクチキクシヒゲムシSandalus segnisといいます。触角が櫛（くし）状になっていることが名前の由来です。オスではより顕著になるので、この個体はメスになります。
カミキリムシに似ていますが、クシヒゲムシ科とよばれるグループです。その生態もほとんど分かっていません。不思議ですが魅力的な虫ですね。
もし質問や他に情報があればぜひコメントで教えてください！
