【雲南地域】森林・林業のお知らせ

(島根県東部農林水産振興センター雲南事務所 林業部が伝える情報ブログ)

仁多郡森林組合「魅山の会」 総会・研修会

2020年03月04日 | 林業研究グループ

仁多郡森林組合では、優良林(長伐期施業を含む)の造成に向けた育林技術の修得・研鑽等に賛同する組合員が『魅山の会』を結成(平成28年3月)して活動されています。

2月20日(木)、令和2年の総会・研修会が仁多郡森林組合において開催されました。総会では、令和元年の事業・会計報告及び監査報告、令和2年事業・予算の提案があり、承認されました。また、新たに5名の入会があり、会員数が30名になったことも報告されました。

総会の後、「豊かな森林資源を特産品原料として利用する」と題して、クロモジの利活用について島根県中山間地域研究センター研究員から状況説明があり意見交換が行われました。

 

会員からは、「間伐の考え方や選木の実際について実地に学びたい。」「視察や研修を楽しみにしている。」などの前向きな意見も多く寄せられました。

林業は、「木を育てて山をつくる」プロセスが不可欠です。単に「伐採」や「植栽」という行為だけでは成り立つ営みではありません。

森林所有者の林業経営への関心が低下している中で、『魅山の会』の存在は非常に心強く、意味のある取り組みと認識しています。

雲南事務所としても引き続き支援していきます。

 



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