6月28日(火)、6月29日(水)の2日間で、苗木生産者、林業種苗協同組合、森林組合、県など関係者約10名が参加し、雲南管内の苗畑(8カ所)で生産されているスギ、ヒノキなど林業用苗木の生育状況が調査されました。
【参加者のみなさん】
【スギ苗木の生育状況を確認中】
あまり苗木が大きくなりすぎると、定められた規格をオーバーしてしまうので、注意が必要です。
一部の苗畑では、苗木の生育不良が見られました。
この苗畑のヒノキは幼苗の植え替え(床替)時期が遅かったのが原因と思われます。
水田跡地で苗木を生産するには、高畝にしたり、周囲に溝を掘ったりなどの排水対策が重要です。
苗木の地上部分に生育不良が見られる場合、地下の根が生育不良であることがあります。苗木が水分、養分を十分に吸収するには、根の十分な発達が必要です。
近年、生産量が増えてきているコンテナ苗の生育状況も確認しました。
優良な苗木の生産には、床づくり、幼苗の植え替え、除草等の作業を適切な時期に実施することが大切です。