【雲南地域】森林・林業のお知らせ

(島根県東部農林水産振興センター雲南事務所 林業部が伝える情報ブログ)

林業用苗木植え付け確認調査が実施されました

2017年07月28日 | 林業知識・森林情報

 6月28日(火)、6月29日(水)の2日間で、苗木生産者、林業種苗協同組合、森林組合、県など関係者約10名が参加し、雲南管内の苗畑(8カ所)で生産されているスギ、ヒノキなど林業用苗木の生育状況が調査されました。

 

【参加者のみなさん】

 

【スギ苗木の生育状況を確認中】
あまり苗木が大きくなりすぎると、定められた規格をオーバーしてしまうので、注意が必要です。

 


一部の苗畑では、苗木の生育不良が見られました。
この苗畑のヒノキは幼苗の植え替え(床替)時期が遅かったのが原因と思われます。

 

水田跡地で苗木を生産するには、高畝にしたり、周囲に溝を掘ったりなどの排水対策が重要です。

 

苗木の地上部分に生育不良が見られる場合、地下の根が生育不良であることがあります。苗木が水分、養分を十分に吸収するには、根の十分な発達が必要です。

 

近年、生産量が増えてきているコンテナ苗の生育状況も確認しました。

 

優良な苗木の生産には、床づくり、幼苗の植え替え、除草等の作業を適切な時期に実施することが大切です。


最新の画像もっと見る