梅雨の中休みに湾フグ釣り(2021年7月10日)

4時半頃、船宿さんに到着。今回は独りでの釣行で、右舷の後ろから4番目の釣座を確保しました。また、今回は右舷は9名で前回よりも余裕のある間隔が開きました。



8時過ぎ、ポイントに到着。この日は晴れで風もない凪で、周りには他の船宿さんからの船が数隻あり、船団になっていました。そして、船長さんはしばらく反応を見ながら投入場所を決めて釣り開始となり、すぐに右舷の方数名が本命のショウサイフグを釣り上げていました。しかし、すぐに仕掛け回収の指示を出すと、船団の周りをぐるりぐるりと回りました。



一投目から約一時間、船団の周りを回っていましたが、ようやく二投目の指示がありました。しかし、すぐには反応が出ず、しばらくは我慢の釣りが続きました。そして、二投目開始から一時間位経過した10時前にアタリが出てアワセを入れました。しかし、うまくヒットせず、すぐにまた仕掛けを底に落として待っているとまたアタリが出ました。そこで、今回はゆっくり聞きアワセするように竿を持ち上げるとしっかり重さが感じられたのでリールを巻くと、思いの外、強い引きを感じました。そして、内心、フグじゃないかも？と思いつつもリールを巻いて行くとフグらしい魚体が見えたものの、今度は前の釣座の方とオマツリしました。しかし、最後はやや強引に抜き上げると、30cmの本命を釣り上げる事が出来ました。



何とかオデコ脱出で安堵感に浸りながら仕掛けとエサを交換して投入すると、またすぐにアタリが出ました。そして今度も聞きアワセ気味にアワセを入れるとヒットを確信してリールを巻いて行くと、前回よりもさらに強い引きを感じましたが、今回はオマツリする事なく抜き上げると、そこには先程よりも更に大物のゲスト(外道)のサバフグがいました。このサバフグもキープして、エサ交換して誘いを入れていましたが、アタリが出てアワセを入れてヒットしたように感じましたが、すぐに軽くなりバレた(外れた)事を感じて仕掛けを回収してみると、カットウの糸が切れていました。もしかすると、その前に釣り上げたサバフグのダメージが残っていたのかもしれなく、魚を釣り上げた直後にちゃんと仕掛けをチェックしなかったツケが回って来ました。それから仕掛けを交換しましたが、段々と魚の反応が薄くなり、時間だけが過ぎて行きました。



魚からの反応がなくなり、時刻はお昼を過ぎていました。そして、この頃になると風が出て来て、少しやり辛くなって来ました。しかし、それに反比例するように魚からの反応が出て来て、ポツリ、ポツリと釣り上げて行きました。そして、13時までには3尾の本命を釣り上げていましたが、最後のヒットした時は、今度は後ろの釣座の方とオマツリして、バラしてしまいました。こうして、今回も色々あったフグ釣りは終わりの時刻を迎えました。



結局、今回の釣果は本命のショウサイフグが3尾でした(25～30cm)。また、ゲスト(外道)は尺超えのサバフグが1尾でした。

今回は前回よりも釣り客が少なく、お土産程度は確保出来ました。しかし、残念なバラしが数回あり、これも次回からも気を付けないていけないですね。