自在コラム

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★3月の「大雪」

2014年03月10日 | ⇒トピック往来
 きょうの朝(10日)起きて驚いた。一面の銀世界。さっそく自宅前の道路の「雪すかし」を行った。20数㌢の積雪だ。「雪すかし」は先のコラム(2月9日付)でも紹介したように、金沢の町内会の伝統的な暗黙のルールとも言える。一方で、朝の通学の児童たちのために道を確保するという、ちょっとした「思いやり」を持って除雪にあたっている人もいるかもしれない。

 ただ、今朝の雪はとても重く感じられた。雪をかいて溝に運ぶスコップがずしりと腕と肩にくる。よく見ると屋根の雪もすでに落ちているところもある。外気温は3度。湿り気のある雪なのですでに溶け始めている。つまり、水分をたっぷり含んだ雪なのだ。ここで気になるのが、庭木の枝である。「雪つり」をほどこしている樹木はよいが、そうでないたとえば、ツバキやキンモクセイなど(それぞれの家庭によって異なる)はとても重そうで、枝がいまにも折れそうだ。そんなことを思いながら、子どもたちの声が聞こえ始める7時ごろまでに自宅前の雪かきを終えた。

 これまで3月中旬になってブログネタにした雪は「名残り雪」だった(2009年3月26日付)。ところが、きょうの雪は久しぶりの大雪といった風情の積もり具合である。こうしてブログを書いている間も降っている。ここ数日の冬型の気圧配置が居座っている。ただ、あすからは回復して晴れ間ものぞきそうだ。

 ことしの金沢は全般に「少雪」だった。東京で雪が降っても(2月14日)、金沢ではほどんど積雪がなかった。今回の「大雪」で少しは冬の名残をとどめた。そして、雪つりを施した甲斐があった、などと金沢の人は悠長に思っているのではないか。自分も含めて。

⇒10日(月)朝・金沢の天気   ゆき

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