自在コラム

⇒ 日常での観察や大学キャンパスでの見聞、環境や時事問題、メディアとネットの考察などを紹介する宇野文夫のコラム

☆ブラックアウト

2014年03月08日 | ⇒トピック往来
これまでの携帯電話(ガラケイ)からスマホ(au「URBANO」)に替えた。そのときに携帯電話の取扱店からアドバイスされたのが、「落とさないこと」だった。確かに液晶画面がガラケよりも広く大きく、落とすと割れると思うと慎重になる。実は、これまでのガラケイも何度も落として、特に角がすり減ったようになっていた。

 過日、電器店でスマホのカバーを買った。全体のカバー(透明)と液晶画面の保護シート(フイルム)のセットだった。その翌朝から異変が起きた。スマホの液晶表示の画面が、電話の通話が始まると真っ暗にブラックアウトしてしまうのだ。それでも、相手と通話しているときには特に不自由もなかったので放っておいた。電話が切れると、液晶表示画面が回復すしたからだ。焦ったのは、相手が留守電なり、録音して切りボタンを押そうにも、ボランがどこにあるかわからないことだ。焦った。「3分間」延々と電話につながったままになった。

 その理由を「スマホ 通話になると画面が暗くなる」で検索し、調べた。するとauのイサイトでこんな質問・回答があった。「通話時に液晶画面が突然が真っ暗になる」。「ディスプレイに市販の保護シートを貼られていませんか。近接センサー等が誤動作している可能性があります。保護シートを一旦はがして、動作をご確認ください。」とういうものだった。

 近接センサーとは、本体に顔が近づいている状態で、スマホ本体から顔が離れた状態を検出して、自動的にタッチパネルのオンとオフを切り替える機能。顔を近づけるとタッチパネルをオフにして誤動作を防ぐのだという。すばらしい、近接センサーの機能なのだが、意外にも、保護シートで貼ることで、誤作動を起こし、通話が始まった段階でずっとブラックアウトしてしまうのだ。

 結局、せっかく1200円も払って買ったカバーセットだが、液晶画面の保護シート(フィルム)を外すことにした。落下によるスマホの損傷を防ぐために、保護シートを貼ったが、それが今度はスマホ本体の近接センサーの機能を阻害することになる。複雑な現代社会の一面がこのスマホに見て取れた思いだった。

⇒8日(土)夜・金沢の天気   くもり 時々 ゆき

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