映画「ある男」(2022年)は平野啓一郎の同名ベストセラーの映画化作品で、日本アカデミーの最優秀作品賞ほか8部門受賞。ベネチア、韓国の映画祭でも上演。
ということだが、ちょっとハナシがわからない。
原作と映画の違いについて書いてる人の投稿などを読んで、原作で書かれてるディテールが大幅にカットされてることがわかった。わたしがハナシがわからないのは当然だ。
でもよくわからないんだけど、なんでだろう、どうなるんだろう、って引き込まれ。妻夫木くんがシブくていいし、安藤さんがすっごく魅力的で目が離せなかった。
”戸籍交換”っていうモチーフがおもしろいし、それを利用して生ていこうとする人がいることも驚きだ。
それでいいかな。深く考えなくても。安藤さんの魅力がわかったし。