親に対する自分の行動を後々後悔しないよう、
できるだけ親には良くしておこう!
という、私の個人的な意見で先週は終わりました。
こんにちは ファーティマ松本です。
とある人が、預言者ムハンマドさん(彼の上に平安あれ)に、質問をしました。
「私は、誰を一番大事にすればいいのでしょうか?」
預言者さん(平安あれ)はこう答えられました。
「あなたのお母さんですよ。」
その人はまた
「では、お母さんのその次は?」と聞きました。
預言者さん(平安あれ)のお答えは、
「あなたのお母さんですよ。」でした。
その人はまた、
「わかりました。ではお母さんのその次に、誰を一番大事にすればいいのでしょう?」
その質問の答えもまた、
「あなたのお母さんです。」
その人は(またがんばって)聞きました。
「では、お母さんの次は誰でしょう?」
預言者さん(平安あれ)はこうおっしゃいました。
「あなたのお父さんですよ。」
お母さん、お母さん、お母さんと三回続けられて、最後にお父さんと仰ったわけです。
素晴らしいい!!
お父さん達には悪いけど、ウンウンと頷いてしまいますねえ。
まあ、どうしたってお母さんの方が苦労していますからね、子育てに関しては。
預言者ムハンマドさん(平安あれ)はまた、このようなこともおっしゃっています。
「天国は母親の足元にある。」
これもいいお言葉ですね!!
お父さんの足元ではないんですねえ、オッホホホー。
(笑いが止まりません(o^^o))
まあ、これもしょうがないでしょう。
お母さんは大変な思いをしたんだから。
高校時代によく読んでいた 高田好胤さんの著書の一つに
「母ー父母恩重経を語る」という本がありました。
それには、
お母さんがどんなに大変な思いをして子供を産み、育てるかというお話が一杯書いてあって
とても感銘を受けたのを覚えています。
ただ若すぎたのでしょうか、、、、、
すっぐに忘れちゃうんですよねえ、そういう大事なことって。
でも
イスラム教の中でまたもや、お母さんの大切さを説いた教えに触れた時、
「アー、なーんとなく懐かしい!」
という気持ちになりましたねえ。
ここで私の好きな預言者さん(平安あれ)のお話を一つ ご紹介したいと思います。
ある時、預言者さん(平安あれ)がどこかへ行くことになりました。
(どこかって、、、かなり曖昧ですみません。 m(._.)m )
行かれる前に、預言者さん(平安あれ)はオマルという人にこう告げられました。
「私が不在の間に一人の男がやってくるだろう。その人が来たら(あなたの為に)アッラーに祈ってもらうがいい。」
”日々の行いが立派な人”のお祈りは、神様に受け入れてもらいやすいのです。
つまり 願いが叶いやすい、ということです。
だから、もし
”この人はスゴそう!”とか
”この人は日々の行いが立派そう!”
という人をみかけたら、すぐさまその人に(あなたののために)祈ってもらうといいですよ。
神様があなたの願いを叶えてくれる確率が、グッーとあがります。
さて、オマルという人物は、マイケルハートという歴史家が
「100 The most influential persons in history」
(最も歴史に影響を与えた100人)
という本の中で52位に就かせたほどのすごい人物です。
(ちなみに 歴史に最も影響を与えた人の第一位は、預言者ムハンマドさん(平安あれ)です!!)
そんなにすごいオマルさんに 「”あなたのために”その人に祈ってもらうといい!」
と預言者さんは仰ったわけですね。
「あのオマルさんが、誰かにお願いして、、祈ってもらう?!」
「自分でできるでしょ、あの人なら」
「どんだけ すごい人が来るんだよ!」
と、周りの人たちはきっと
ハラハラドキドキと、待っていたのではないでしょうか。
その噂の人物というのは、
アラビア半島の南(今のイエメンあたり)からはるばるメディーナまでやってきました。
イスラム教徒になった彼は、どうしても一目 ”預言者さん(平安あれ)” に会いたかったのです。
預言者さん(平安あれ)に会うことができれば、単なる”信者”ではなく
”教友(サハーバ)”と呼ばれるようになります。
それは大変栄誉ある事なのです。
でも、
もしかしたら彼は そんな”名誉ある地位”に興味があったのではなく
ただ単に、預言者さん(平安あれ)にお会いしたかっただけ だったのかもしれませんけれど、、。
預言者さん(平安あれ)のお顔を見てみたいっていう気持ち、わかりますよねえ。
私だって、一目でいいから見てみたい!って思いますもん。
さてさて
しかし、その人には年老いたお母さんがいました。
お父さんはもう亡くなっていていません。
つまり、その人以外にお母さんの面倒を見てくれる人はいなかったのです。
だから息子が旅に出てしまったら、お母さんは困ってしまいます。
でも
「どうしても預言者さん(平安あれ)に会いたいんだ」という
息子の希望に、お母さんは仕方なく旅に出ることを許します。
しかし
「メディーナに行ったら、すぐに帰ってくるんだよ。」と
お母さんは一つだけ条件を出しました。
その人は「わかった、メディーナに行ったらトンボ帰りで帰ってくるよ。」
と約束をして、出かけました。
メディーナに着くと、なんと預言者さん(平安あれ)は不在です。
一週間もすれば戻るのではないか、とのこと。
しかし、お母さんとの約束は
「メディーナに行ったら、すぐに帰ってくる事」
一週間も待ってなんていられません。
その人は少し考えて、また もと来た道を戻っていったということです。
オマルさんはきっと、その人に自分の為にお祈りをしてもらったことでしょう。
なぜなら、その人は神様の目からみたら
”とっても偉くて 立派な人”だったからです。
この人がどうして”ものすごく立派な人”かというのは、
もちろん
「お母さんに対する態度の良さ』
これだけです。
(もちろん、他にもいいところたくさんあったかもしれませんが、、)
その一点を、神様は重要視されたわけです。
だからわざわざ、その人がメディーナに来ることを、預言者さん(平安あれ)に事前に伝えたわけですねえ。
一目見たかったであろう預言者さん(平安あれ)のお顔。
そのために、はるばるイエメンからやって来たというのに、、。
お母さんのために、それを諦めるなんて!
アーーー偉い!!
泣けるなあ。
お母さんを大事にしていると(多分お父さんでもいいと思いますが、、、)
神様はこんなにも、その人のランクを上げてくれるのです。
「えらい、えらい」と見てくれるのです。
だから
お母さんを(そしてもちろんお父さんも)大事にしましょう!!
来週もまだまだ、両親についての話が続きます。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
インスタデビューしました。
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https://www.instagram.com/fatima_sa76/
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その人はまた
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「あなたのお母さんですよ。」でした。
その人はまた、
「わかりました。ではお母さんのその次に、誰を一番大事にすればいいのでしょう?」
その質問の答えもまた、
「あなたのお母さんです。」
その人は(またがんばって)聞きました。
「では、お母さんの次は誰でしょう?」
預言者さん(平安あれ)はこうおっしゃいました。
「あなたのお父さんですよ。」
お母さん、お母さん、お母さんと三回続けられて、最後にお父さんと仰ったわけです。
素晴らしいい!!
お父さん達には悪いけど、ウンウンと頷いてしまいますねえ。
まあ、どうしたってお母さんの方が苦労していますからね、子育てに関しては。
預言者ムハンマドさん(平安あれ)はまた、このようなこともおっしゃっています。
「天国は母親の足元にある。」
これもいいお言葉ですね!!
お父さんの足元ではないんですねえ、オッホホホー。
(笑いが止まりません(o^^o))
まあ、これもしょうがないでしょう。
お母さんは大変な思いをしたんだから。
高校時代によく読んでいた 高田好胤さんの著書の一つに
「母ー父母恩重経を語る」という本がありました。
それには、
お母さんがどんなに大変な思いをして子供を産み、育てるかというお話が一杯書いてあって
とても感銘を受けたのを覚えています。
ただ若すぎたのでしょうか、、、、、
すっぐに忘れちゃうんですよねえ、そういう大事なことって。
でも
イスラム教の中でまたもや、お母さんの大切さを説いた教えに触れた時、
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ここで私の好きな預言者さん(平安あれ)のお話を一つ ご紹介したいと思います。
ある時、預言者さん(平安あれ)がどこかへ行くことになりました。
(どこかって、、、かなり曖昧ですみません。 m(._.)m )
行かれる前に、預言者さん(平安あれ)はオマルという人にこう告げられました。
「私が不在の間に一人の男がやってくるだろう。その人が来たら(あなたの為に)アッラーに祈ってもらうがいい。」
”日々の行いが立派な人”のお祈りは、神様に受け入れてもらいやすいのです。
つまり 願いが叶いやすい、ということです。
だから、もし
”この人はスゴそう!”とか
”この人は日々の行いが立派そう!”
という人をみかけたら、すぐさまその人に(あなたののために)祈ってもらうといいですよ。
神様があなたの願いを叶えてくれる確率が、グッーとあがります。
さて、オマルという人物は、マイケルハートという歴史家が
「100 The most influential persons in history」
(最も歴史に影響を与えた100人)
という本の中で52位に就かせたほどのすごい人物です。
(ちなみに 歴史に最も影響を与えた人の第一位は、預言者ムハンマドさん(平安あれ)です!!)
そんなにすごいオマルさんに 「”あなたのために”その人に祈ってもらうといい!」
と預言者さんは仰ったわけですね。
「あのオマルさんが、誰かにお願いして、、祈ってもらう?!」
「自分でできるでしょ、あの人なら」
「どんだけ すごい人が来るんだよ!」
と、周りの人たちはきっと
ハラハラドキドキと、待っていたのではないでしょうか。
その噂の人物というのは、
アラビア半島の南(今のイエメンあたり)からはるばるメディーナまでやってきました。
イスラム教徒になった彼は、どうしても一目 ”預言者さん(平安あれ)” に会いたかったのです。
預言者さん(平安あれ)に会うことができれば、単なる”信者”ではなく
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でも、
もしかしたら彼は そんな”名誉ある地位”に興味があったのではなく
ただ単に、預言者さん(平安あれ)にお会いしたかっただけ だったのかもしれませんけれど、、。
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しかし、その人には年老いたお母さんがいました。
お父さんはもう亡くなっていていません。
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その人は少し考えて、また もと来た道を戻っていったということです。
オマルさんはきっと、その人に自分の為にお祈りをしてもらったことでしょう。
なぜなら、その人は神様の目からみたら
”とっても偉くて 立派な人”だったからです。
この人がどうして”ものすごく立派な人”かというのは、
もちろん
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そのために、はるばるイエメンからやって来たというのに、、。
お母さんのために、それを諦めるなんて!
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お母さんを大事にしていると(多分お父さんでもいいと思いますが、、、)
神様はこんなにも、その人のランクを上げてくれるのです。
「えらい、えらい」と見てくれるのです。
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来週もまだまだ、両親についての話が続きます。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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レビューを書いてくださった方々 どうもありがとうございました!!
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イスラム教の良さがもっと多くの人に伝わりますように!
『イスラム的現世の歩き方』
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イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
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