先週は、アラファの日であったため
神様の世界史は、お休みさせてもらいました。
今週は、前回の続き。
黒魔術についてです。
こんにちは、ファーティマ松本です。
黒魔術について、読者の方からご質問がありました。
「お清めの塩は、効果があるのか?」
確かに、日本では塩を清めの為に使いますよね。
日本だけでなく、世界の各地にはお塩をお清め、または
魔除けとして使っている地域があるようです。
随分前に、バリに旅行に行った時ですが
各家庭の前に、こんもりとお塩が盛られているのを見かけました。
きっと何か意味があるのでしょうね。
で、
ご質問の答えでありますが、
残念ながら、「ノー」であります。
なんでダメなんだということですが、
これ、お守りを例にしてみると、よーく分かると思います。
日本のお守り、
私も昔は、持っていましたよ。
お友達が、これ持っていてと言って贈ってくれたもの。
(懐かしい!)
贈ってくれた友達には、悪いのですが、
お守りって、イスラム的によろしくないんですよね。
何がいけないかというと
この小さなお守りが、私達を守ってくれるという思いが悪いんです。
普通の日本の人には、
「え、、どういうこと?」となってしまいますが
イスラム的に、神様以外の何かが守ってくれると信じるのは、よろしくありません。
全ての悪しきことから守ってくれるのは、神様だけなわけですから。
お守りは、残念ながら、その名前に反し”守って"はくれません。
もし、私達がお守りに火をつけたらぼーっと燃えてしまいますよね。
自分の事をも守れない存在が、私達をどうやって守ってくれるというのでしょうか。
同様に、お清めの塩もダメですね。
塩を家の前に置いておいても、悪い事をするジンから守ることはできませんし、
お塩が何とかしてくれるという思いも、イスラム的に受け入れがたいものであります。
神様以外のものが、私達を悪から守ってくれる、
または、
何か良いものを与えてくれると信じることは、大きな大きな罪になります。
イスラム教の根本的な教え、唯一神の教えからかなりかけ離れてしまいます。
トルコに行ったことのある人なら、ご存じかと思いますが、
トルコにも魔除けのグッズがありますよね。
日本でも楽天などから、購入できるようですが、
あれも同じ理由から、ダメです。
どれだけ魔除けグッズを持っていても、そんなのジンや悪魔には、
全く効力がありません。
反対に、ものすごく喜ばれてしまいます。
なぜなら、
そのようなグッズを買って、そのお守りやら、グッズが魔除けになると信じるというのは、
唯一の神を信じていない証拠。
そして、何よりも、ジンを怖がっている証拠であるからです。
ジンは、人間に怖がられたり、恐れられたりするのが、何よりも大好きなんです。
ジンは、人間よりも身体面においては優れていますが、知的面では劣っています。
彼らは、どうもそこら辺が気に入らない様なんです。
「知は力なり。」というではないですか。
ジン的には、劣等感があるわけです、人間に対し。
なのに、人間がジンを必要以上に、恐れている、
そして、その結果、神様に頼らず、何か他の物に頼っている姿を見て
愉快で、愉快でたまらないはずです。
では、
ジンや悪魔から、正しく身を守るにはどうしたらいいのでしょうか。
まずは、悪いジンが寄ってこないようにするのが大事。
そのためには、
悪い行いをしないようにすること。
「類は友を呼ぶ」といいますが、
まさしくで、悪い事をしていると、悪いジンが寄って来るようになってしまいます。
天使のお話を覚えていらっしゃるでしょうか。
天使達は、神様の事を讃えたり、神様の事を想っている人間の所に集まってきます。
そして、人間の為に祈ってくれるのでしたね。
”神様からの祝福がたくさんあるように、罪を御赦し下さるように”と。
良い行いには、良い結果がついてくるのです。
反対に、悪い事を常にしていると、
悪いジンが寄って来るようになってしまいます。
そして、そのジン達は、もっと悪事をするように囁きかけます。
悪事には、さらなる悪事が待っている、ということです。
悪事とは、
もちろん、警察に捕まるよう悪事だけではありません。
そうではなく、
嘘をついたり、悪口を言ったり、
偉そうにしたり、威張ったりすることなんかも含まれます。
弱いものいじめとか、または、
日本では軽く見られがちですが、浮気なんかも悪い事であります。
そういったことは、全て悪いジン達に喜ばれるような行いです。
クルアーンにも
『慈悲深きお方の訓戒に目をつぶる者には、
われは悪魔を振り当てる。
それは、彼にとり離れがたい友となろう。』
(43:36)
と、あります。
ということで、
まず第一に悪いジンまたは、悪魔から身を守るには、
悪事をしない事が大切です。
続いて、
もっともっと積極的に守りに入るには、
やはり、神様からの保護を祈るのがいいでしょう。
どれだけ強力なジンであっても、神様に敵うものはいません。
何しろ、ジンも神様が創った創造物の一つなんですからね。
神様のコントロール下に、ちゃーんと入っています。
預言者さん(平安あれ)も、日常的に神様に保護を祈っていたようです。
その方法は、いくつかあるのですが、
今回は、イスラム教徒、非イスラム教徒関係なく、
誰でも簡単に、悪魔から身を守る方法をご紹介したいと思います。
変なグッズを買ったり、お塩を買ったりする必要もありません。
一円もかからず、行うことが出来ますので、お試しください。
どんな方法か、、、、
それは、、、、
アッ、この方法をご紹介する前に、言っておかなければならないことがありました!
(すっっごい、もったいぶってる!)
ジンは、私達の目では見えない存在です。
目で見えない存在のものに対し、目で見える物では対処ができません。
例えば、銃やナイフでジンを倒せると思いますか?
無理ですよね。
目で見えない相手には、こちらも目で見えないもので対処するしかありません。
つまり、
神様の御力に頼り以外はないのです。
それでは、
お待ちかね、ジンから身を守る方法をご紹介しましょう。
それは
どんな行いをする時にも、「ビッスミッラー」と言う、です。
ビッスミッラーとは、神の御名において、という意味。
この言葉は強力です。
特に、特に、
何か恐怖を感じた時とか、何か大事なことをする時なんかにお勧めです。
例えば、夜になんか音がした、怖いなあなんて思たら、
「ビッスミラー」と言って見てください。
または、玄関に鍵をかける時なんかも
「ビッスミラー」。
昔々、ある男の人が馬と一緒にいた時、
突然、その馬が暴れだしました。
男の人は、怒ってこう言ったそうです。
「こら、静かにしろ。
ちきしょう!
悪魔に祟りがあれ。」
それを聞いた預言者さん(平安あれ)はこうおっしゃいました。
「そんなことは言わないで。
ビッスミッラーと言いなさい。」
なぜなら、
ジンというのは、
強そうに見せかけたり、人間に怖いと思わせておきながら
実は、とても弱い存在なのです。
特に、神の御名が唱えられると、とても小さく、弱くなってしまうんです。
それなのに、
「お前のせいで、馬が暴れだした。
神の呪いや祟りがあれ!」
なーんてことを、言ってしまうと、
「えー、何にもやってないんだけどな。
でも、そんなに僕たちがなんでもできると思っているんだね。
嬉しい!
もっともっと怖がれ。」
と喜ばれるだけなのです。
真の信者は、能力に限界のあるジンではなく、
なんでもできる神様こそを畏れるべきであります。
ただ、
おそれる、と言っても
恐れるではなく、あくまでも畏れるでありますが、、。
来週も、
みんな大好き(?)”黒魔術”についてです。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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レビューが、少しづつ増えてきています。
レビューを書いてくださった方々、本当にありがとうございました。
どんなレビューがあるのか少し紹介!
「会話形式なので分かりやすい」
「イスラム教徒が何を考えるのか分かるようになるので、
イスラム教徒と交流がある人におすすめ。」
そして、究極
「涙が出た。」
私も、このレビューを見て、涙が出ましたよ!(涙、涙)
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あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
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そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
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神様の世界史は、お休みさせてもらいました。
今週は、前回の続き。
黒魔術についてです。
こんにちは、ファーティマ松本です。
黒魔術について、読者の方からご質問がありました。
「お清めの塩は、効果があるのか?」
確かに、日本では塩を清めの為に使いますよね。
日本だけでなく、世界の各地にはお塩をお清め、または
魔除けとして使っている地域があるようです。
随分前に、バリに旅行に行った時ですが
各家庭の前に、こんもりとお塩が盛られているのを見かけました。
きっと何か意味があるのでしょうね。
で、
ご質問の答えでありますが、
残念ながら、「ノー」であります。
なんでダメなんだということですが、
これ、お守りを例にしてみると、よーく分かると思います。
日本のお守り、
私も昔は、持っていましたよ。
お友達が、これ持っていてと言って贈ってくれたもの。
(懐かしい!)
贈ってくれた友達には、悪いのですが、
お守りって、イスラム的によろしくないんですよね。
何がいけないかというと
この小さなお守りが、私達を守ってくれるという思いが悪いんです。
普通の日本の人には、
「え、、どういうこと?」となってしまいますが
イスラム的に、神様以外の何かが守ってくれると信じるのは、よろしくありません。
全ての悪しきことから守ってくれるのは、神様だけなわけですから。
お守りは、残念ながら、その名前に反し”守って"はくれません。
もし、私達がお守りに火をつけたらぼーっと燃えてしまいますよね。
自分の事をも守れない存在が、私達をどうやって守ってくれるというのでしょうか。
同様に、お清めの塩もダメですね。
塩を家の前に置いておいても、悪い事をするジンから守ることはできませんし、
お塩が何とかしてくれるという思いも、イスラム的に受け入れがたいものであります。
神様以外のものが、私達を悪から守ってくれる、
または、
何か良いものを与えてくれると信じることは、大きな大きな罪になります。
イスラム教の根本的な教え、唯一神の教えからかなりかけ離れてしまいます。
トルコに行ったことのある人なら、ご存じかと思いますが、
トルコにも魔除けのグッズがありますよね。
日本でも楽天などから、購入できるようですが、
あれも同じ理由から、ダメです。
どれだけ魔除けグッズを持っていても、そんなのジンや悪魔には、
全く効力がありません。
反対に、ものすごく喜ばれてしまいます。
なぜなら、
そのようなグッズを買って、そのお守りやら、グッズが魔除けになると信じるというのは、
唯一の神を信じていない証拠。
そして、何よりも、ジンを怖がっている証拠であるからです。
ジンは、人間に怖がられたり、恐れられたりするのが、何よりも大好きなんです。
ジンは、人間よりも身体面においては優れていますが、知的面では劣っています。
彼らは、どうもそこら辺が気に入らない様なんです。
「知は力なり。」というではないですか。
ジン的には、劣等感があるわけです、人間に対し。
なのに、人間がジンを必要以上に、恐れている、
そして、その結果、神様に頼らず、何か他の物に頼っている姿を見て
愉快で、愉快でたまらないはずです。
では、
ジンや悪魔から、正しく身を守るにはどうしたらいいのでしょうか。
まずは、悪いジンが寄ってこないようにするのが大事。
そのためには、
悪い行いをしないようにすること。
「類は友を呼ぶ」といいますが、
まさしくで、悪い事をしていると、悪いジンが寄って来るようになってしまいます。
天使のお話を覚えていらっしゃるでしょうか。
天使達は、神様の事を讃えたり、神様の事を想っている人間の所に集まってきます。
そして、人間の為に祈ってくれるのでしたね。
”神様からの祝福がたくさんあるように、罪を御赦し下さるように”と。
良い行いには、良い結果がついてくるのです。
反対に、悪い事を常にしていると、
悪いジンが寄って来るようになってしまいます。
そして、そのジン達は、もっと悪事をするように囁きかけます。
悪事には、さらなる悪事が待っている、ということです。
悪事とは、
もちろん、警察に捕まるよう悪事だけではありません。
そうではなく、
嘘をついたり、悪口を言ったり、
偉そうにしたり、威張ったりすることなんかも含まれます。
弱いものいじめとか、または、
日本では軽く見られがちですが、浮気なんかも悪い事であります。
そういったことは、全て悪いジン達に喜ばれるような行いです。
クルアーンにも
『慈悲深きお方の訓戒に目をつぶる者には、
われは悪魔を振り当てる。
それは、彼にとり離れがたい友となろう。』
(43:36)
と、あります。
ということで、
まず第一に悪いジンまたは、悪魔から身を守るには、
悪事をしない事が大切です。
続いて、
もっともっと積極的に守りに入るには、
やはり、神様からの保護を祈るのがいいでしょう。
どれだけ強力なジンであっても、神様に敵うものはいません。
何しろ、ジンも神様が創った創造物の一つなんですからね。
神様のコントロール下に、ちゃーんと入っています。
預言者さん(平安あれ)も、日常的に神様に保護を祈っていたようです。
その方法は、いくつかあるのですが、
今回は、イスラム教徒、非イスラム教徒関係なく、
誰でも簡単に、悪魔から身を守る方法をご紹介したいと思います。
変なグッズを買ったり、お塩を買ったりする必要もありません。
一円もかからず、行うことが出来ますので、お試しください。
どんな方法か、、、、
それは、、、、
アッ、この方法をご紹介する前に、言っておかなければならないことがありました!
(すっっごい、もったいぶってる!)
ジンは、私達の目では見えない存在です。
目で見えない存在のものに対し、目で見える物では対処ができません。
例えば、銃やナイフでジンを倒せると思いますか?
無理ですよね。
目で見えない相手には、こちらも目で見えないもので対処するしかありません。
つまり、
神様の御力に頼り以外はないのです。
それでは、
お待ちかね、ジンから身を守る方法をご紹介しましょう。
それは
どんな行いをする時にも、「ビッスミッラー」と言う、です。
ビッスミッラーとは、神の御名において、という意味。
この言葉は強力です。
特に、特に、
何か恐怖を感じた時とか、何か大事なことをする時なんかにお勧めです。
例えば、夜になんか音がした、怖いなあなんて思たら、
「ビッスミラー」と言って見てください。
または、玄関に鍵をかける時なんかも
「ビッスミラー」。
昔々、ある男の人が馬と一緒にいた時、
突然、その馬が暴れだしました。
男の人は、怒ってこう言ったそうです。
「こら、静かにしろ。
ちきしょう!
悪魔に祟りがあれ。」
それを聞いた預言者さん(平安あれ)はこうおっしゃいました。
「そんなことは言わないで。
ビッスミッラーと言いなさい。」
なぜなら、
ジンというのは、
強そうに見せかけたり、人間に怖いと思わせておきながら
実は、とても弱い存在なのです。
特に、神の御名が唱えられると、とても小さく、弱くなってしまうんです。
それなのに、
「お前のせいで、馬が暴れだした。
神の呪いや祟りがあれ!」
なーんてことを、言ってしまうと、
「えー、何にもやってないんだけどな。
でも、そんなに僕たちがなんでもできると思っているんだね。
嬉しい!
もっともっと怖がれ。」
と喜ばれるだけなのです。
真の信者は、能力に限界のあるジンではなく、
なんでもできる神様こそを畏れるべきであります。
ただ、
おそれる、と言っても
恐れるではなく、あくまでも畏れるでありますが、、。
来週も、
みんな大好き(?)”黒魔術”についてです。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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レビューが、少しづつ増えてきています。
レビューを書いてくださった方々、本当にありがとうございました。
どんなレビューがあるのか少し紹介!
「会話形式なので分かりやすい」
「イスラム教徒が何を考えるのか分かるようになるので、
イスラム教徒と交流がある人におすすめ。」
そして、究極
「涙が出た。」
私も、このレビューを見て、涙が出ましたよ!(涙、涙)
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イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
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