今日は、アラファの日。
ということで、この日が何であるかについて書いてみようと思います。
ですので、神様の世界史は、今日はお休みです。
こんにちは、ファーティマ松本です。
今日は、7月8日金曜日ですね。
イスラム教の暦では、12月9日に当たります。
(もしかしたら、日本では、一日ずれていて、12月8日かもしれませんが、、、)
イスラム暦での12月9日というのは、
”アラファの日”と呼ばれていて、とても重要な一日なんです。
神様視点においては、全ての月や日、または全ての場所が同等というわけではありません。
聖地と呼ばれるマッカやマディーナは、他の場所より優れていますし、
断食月であるラマダーンは、他の月とは比べものにならないほど良い月です。
曜日でも、金曜日というのは、一週間の中で特別な曜日であります。
同様に、日にちの中にも、他の日と比べてびっくりするくらい良い日、というのがあるのです。
それが、この”アラファの日”であります。
日本にも大安とかありますし、
パワースポットなんて呼ばれている場所もあるので、
感覚的に、結構分かりやすいかもしれませんね。
では、なんでこの”アラファの日”というのが特別なのか?
この日が特別である理由は、たっくさんあるのですが、
今日はその中の一つにだけ焦点を当てていきたいと思います。
預言者さん(彼の上に平安あれ)はこうおっしゃいました。
「ハッジ(巡礼)はアラファである。」
これは、アラファの日に
アラファという山の付近にいないと、ハッジをしたことにならないよ。
つまり、
この日(アラファの日)に
アラファの山の付近にいれば、一応ハッジはできたよ、と見なされるわけです。
(もちろん、他にもいろいろな行いはあるのですが)
そして、預言者さん(平安あれ)も、ご自身が巡礼をした時、
ちゃんとこの日、アラファの山にいらっしゃいました。
そして、そのアラファの山付近で、最後の(お別れの)説教をされたのです。
このお説教が、本当に泣けて、泣けて、、
何十年も前に、初めてその”別れの説法”を読んだとき、
私はまだ日本に住んでいました。
そして、なぜかそれを電車の中で読んだんですねー。
電車の中で、号泣することもできませんから、
必死に涙をこらえたのを、よく覚えています。
読者さんの中で、預言者さん(平安あれ)が、その日何をおっしゃったのか
興味がある方がいらしたら、グーグルで検索をしてみてください。
最後の説教イスラムで、ヒットすると思います。
今回は、この最後の説教の話ではなく、
その後に起きたことに焦点を当てていきます。
お説教の後、神様から預言者さん(平安あれ)に、あるお言葉が啓示されました。
どんなお言葉が届いたと思いますか?
答えはこちら↓
「この日、われはあなた方の為に、あなた方の宗教を完璧にした。
そして、我が恩恵をあなた方に完遂し、イスラームをあなた方の宗教として選んだ。」
(クルアーン5:3)
大勢の人が集まる中、神様からのお言葉が啓示されたのです。
そして、その内容が
宗教を完璧にした。
そして、恩恵を完遂した。
また、イスラームを選んだ。
ですからね。
凄くないですか?
私がもし、その時その場所にいたら
ヤッホーって心の中で、叫んじゃうと思いますよ。
(いや、声出るかな、ギャーとか)
この一句について、かなり興味深いお話があります。
とあるユダヤ人が、何年か後に、オマルという人物にこう言ったそうです。
「やー、信者のリーダーであるオマルさんよ。
あんた達の本の中にある一句、ほら、あんた達がしょっちゅう読んでいるあの本だよ。
あの本の中にある一句がなあ、うちらユダヤ人に届いていたら、その日はお祭りになっちゃうんだけどなあ。」
オマルさんは、こう答えました
「どこの一句を言ってるんだ?」
そのユダヤ人は、上記の一句を口にしたそうです。
すると、オマルさんは、
「神に誓って言おう。
あの一句がいつ、どこで、預言者ムハンマド(平安あれ)に啓示されたのか知っている。
あれは、アラファの日の夕方、金曜日であった。」
預言者さん(平安あれ)は、一生のうちに一度しか巡礼を行っていません。
そして、最初で最後である巡礼のアラファの日が、ちょうど金曜日であったわけです。
ベストな日が、ベストな曜日に重なっていたんですね。
で、、、、、
今年も、、、、
アラファの日が金曜日なんですよーっ!!
なんだかとっても嬉しいのは、私だけではないはずです。(イエーイ!)
ただ、私が今回力説したいのは、そこではないんです。
アラファの日が金曜日である、ということはそれほど重要ではないでしょう、多分。
重要な点は、
このアラファという日に、
神様は、イスラームという教えを
完璧にした、
恩恵を完遂したと宣言された点です。
その証拠に、この一句が啓示されてから、
新しい決まりや規則などといった啓示は、一切下っていないのです。
全ての教えは、もう既に、完璧に啓示されたわけですね。
その教えとは、、、、、
私達人間が、産まれてから死ぬまで、何をすればいいのか。
また、死後の世界がどんなものであるのか。
現世でも、来世でも成功者になるには、どうすればいいのか。
といった、大事な教えが完了したのです。
その宣言が、、神様からされたのが、このアラファの日なんですね。
ユダヤ人が、うらやましいと思うのも納得です。
なぜなら、ユダヤ人達は、まだ最後の預言者をも待っている状態なんですよ。
完了なんて全然していないんです。
しかし、イスラム教は違います。
完遂された教えです。
そのように、神様ご自身がおっしゃっているのですから。
そして、その教えこそが、まさしく神様からの恩恵そのものなんです。
イスラム教の教えに沿った生活を送ることがどれだけスゴイ事なのか。
考えたことってあるでしょうか。
今、日本国内だけでなく、
世界中の多くの国々で、問題になっている事の多くは、
イスラムの教えに則って暮らしていれば、起きない事ばかりです。
例えば、ストレスの第一原因である人間関係。
他者を敬うイスラムの教えを遵守していれば、かなり軽減されるはず。
何しろ、自分が欲する物を他者にも欲するのが教え。
また噂話や、悪口がご法度と来ているんですからね。
人間関係が悪くなるわけがないのです。(本当ならね。)
健康面でも同じ。
少食が大推奨されているイスラム教。
食べすぎが何よりも、身体によくないのは、もう承知の事実。
また、お金のある国の人だけが、ガンガン食べ、
貧しい国の人には、必要な量の食糧さえ届かないというのも
イスラム教の教えが行きわたっていない証拠。
プラス、
毎日5回もモスクに行って帰って来たりしてれば
そこそこの距離を歩くことになるのですから、
健康に悪いわけがありません。
寄付というのも、イスラム教の決まりですが、
これを、地球に住む全ての人が行えば、貧困という問題は
なくなります。
誰かが、異常に貯めすぎたりするから、経済的にオカシナ事になってしまうのです。
倫理面においても、男女が別々の世界で暮らしていれば
不倫だ、パパ活だ、浮気だ、同棲だなんてことはなくなります。
まあ、現代人にそんな事を言ったら笑い飛ばされるだけかもしれませんが、
悲しい事件をニュースで見たりするたびに、私はそう思うのです。
神様からの恩恵というのは、数多くあります。
数え上げる事はできません。
でも、その数多くある恩恵の第一位に輝くのは、
このイスラムの教えです。
続いて、
健康とか、家族、とかお金とかといったものが続くでしょう。
しかし、
第一位は、絶対にイスラムの教えだと思うのです。
日本では、イスラム教のイメージは本当に悪く、
ものすごいステレオタイプで、判断されることが多いと思います。
しかし、その良さが分かれば分かるほど
その教えが、本当に神様からの第一の恩恵であることが実感できると思います。
このアラファの日、
巡礼に行っていないイスラム教徒は、断食をするのが良しとされています。
断食をしながら、神様の事を想い、そしてたくさんの恩恵に感謝をし、
今までの自分自身の積み重なる悪行の赦しを請いたいものです。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
=========================
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レビューが、少しづつ増えてきています。
レビューを書いてくださった方々、本当にありがとうございました。
どんなレビューがあるのか少し紹介!
「会話形式なので分かりやすい」
「イスラム教徒が何を考えるのか分かるようになるので、
イスラム教徒と交流がある人におすすめ。」
そして、究極
「涙が出た。」
私も、このレビューを見て、涙が出ましたよ!(涙、涙)
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イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
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ということで、この日が何であるかについて書いてみようと思います。
ですので、神様の世界史は、今日はお休みです。
こんにちは、ファーティマ松本です。
今日は、7月8日金曜日ですね。
イスラム教の暦では、12月9日に当たります。
(もしかしたら、日本では、一日ずれていて、12月8日かもしれませんが、、、)
イスラム暦での12月9日というのは、
”アラファの日”と呼ばれていて、とても重要な一日なんです。
神様視点においては、全ての月や日、または全ての場所が同等というわけではありません。
聖地と呼ばれるマッカやマディーナは、他の場所より優れていますし、
断食月であるラマダーンは、他の月とは比べものにならないほど良い月です。
曜日でも、金曜日というのは、一週間の中で特別な曜日であります。
同様に、日にちの中にも、他の日と比べてびっくりするくらい良い日、というのがあるのです。
それが、この”アラファの日”であります。
日本にも大安とかありますし、
パワースポットなんて呼ばれている場所もあるので、
感覚的に、結構分かりやすいかもしれませんね。
では、なんでこの”アラファの日”というのが特別なのか?
この日が特別である理由は、たっくさんあるのですが、
今日はその中の一つにだけ焦点を当てていきたいと思います。
預言者さん(彼の上に平安あれ)はこうおっしゃいました。
「ハッジ(巡礼)はアラファである。」
これは、アラファの日に
アラファという山の付近にいないと、ハッジをしたことにならないよ。
つまり、
この日(アラファの日)に
アラファの山の付近にいれば、一応ハッジはできたよ、と見なされるわけです。
(もちろん、他にもいろいろな行いはあるのですが)
そして、預言者さん(平安あれ)も、ご自身が巡礼をした時、
ちゃんとこの日、アラファの山にいらっしゃいました。
そして、そのアラファの山付近で、最後の(お別れの)説教をされたのです。
このお説教が、本当に泣けて、泣けて、、
何十年も前に、初めてその”別れの説法”を読んだとき、
私はまだ日本に住んでいました。
そして、なぜかそれを電車の中で読んだんですねー。
電車の中で、号泣することもできませんから、
必死に涙をこらえたのを、よく覚えています。
読者さんの中で、預言者さん(平安あれ)が、その日何をおっしゃったのか
興味がある方がいらしたら、グーグルで検索をしてみてください。
最後の説教イスラムで、ヒットすると思います。
今回は、この最後の説教の話ではなく、
その後に起きたことに焦点を当てていきます。
お説教の後、神様から預言者さん(平安あれ)に、あるお言葉が啓示されました。
どんなお言葉が届いたと思いますか?
答えはこちら↓
「この日、われはあなた方の為に、あなた方の宗教を完璧にした。
そして、我が恩恵をあなた方に完遂し、イスラームをあなた方の宗教として選んだ。」
(クルアーン5:3)
大勢の人が集まる中、神様からのお言葉が啓示されたのです。
そして、その内容が
宗教を完璧にした。
そして、恩恵を完遂した。
また、イスラームを選んだ。
ですからね。
凄くないですか?
私がもし、その時その場所にいたら
ヤッホーって心の中で、叫んじゃうと思いますよ。
(いや、声出るかな、ギャーとか)
この一句について、かなり興味深いお話があります。
とあるユダヤ人が、何年か後に、オマルという人物にこう言ったそうです。
「やー、信者のリーダーであるオマルさんよ。
あんた達の本の中にある一句、ほら、あんた達がしょっちゅう読んでいるあの本だよ。
あの本の中にある一句がなあ、うちらユダヤ人に届いていたら、その日はお祭りになっちゃうんだけどなあ。」
オマルさんは、こう答えました
「どこの一句を言ってるんだ?」
そのユダヤ人は、上記の一句を口にしたそうです。
すると、オマルさんは、
「神に誓って言おう。
あの一句がいつ、どこで、預言者ムハンマド(平安あれ)に啓示されたのか知っている。
あれは、アラファの日の夕方、金曜日であった。」
預言者さん(平安あれ)は、一生のうちに一度しか巡礼を行っていません。
そして、最初で最後である巡礼のアラファの日が、ちょうど金曜日であったわけです。
ベストな日が、ベストな曜日に重なっていたんですね。
で、、、、、
今年も、、、、
アラファの日が金曜日なんですよーっ!!
なんだかとっても嬉しいのは、私だけではないはずです。(イエーイ!)
ただ、私が今回力説したいのは、そこではないんです。
アラファの日が金曜日である、ということはそれほど重要ではないでしょう、多分。
重要な点は、
このアラファという日に、
神様は、イスラームという教えを
完璧にした、
恩恵を完遂したと宣言された点です。
その証拠に、この一句が啓示されてから、
新しい決まりや規則などといった啓示は、一切下っていないのです。
全ての教えは、もう既に、完璧に啓示されたわけですね。
その教えとは、、、、、
私達人間が、産まれてから死ぬまで、何をすればいいのか。
また、死後の世界がどんなものであるのか。
現世でも、来世でも成功者になるには、どうすればいいのか。
といった、大事な教えが完了したのです。
その宣言が、、神様からされたのが、このアラファの日なんですね。
ユダヤ人が、うらやましいと思うのも納得です。
なぜなら、ユダヤ人達は、まだ最後の預言者をも待っている状態なんですよ。
完了なんて全然していないんです。
しかし、イスラム教は違います。
完遂された教えです。
そのように、神様ご自身がおっしゃっているのですから。
そして、その教えこそが、まさしく神様からの恩恵そのものなんです。
イスラム教の教えに沿った生活を送ることがどれだけスゴイ事なのか。
考えたことってあるでしょうか。
今、日本国内だけでなく、
世界中の多くの国々で、問題になっている事の多くは、
イスラムの教えに則って暮らしていれば、起きない事ばかりです。
例えば、ストレスの第一原因である人間関係。
他者を敬うイスラムの教えを遵守していれば、かなり軽減されるはず。
何しろ、自分が欲する物を他者にも欲するのが教え。
また噂話や、悪口がご法度と来ているんですからね。
人間関係が悪くなるわけがないのです。(本当ならね。)
健康面でも同じ。
少食が大推奨されているイスラム教。
食べすぎが何よりも、身体によくないのは、もう承知の事実。
また、お金のある国の人だけが、ガンガン食べ、
貧しい国の人には、必要な量の食糧さえ届かないというのも
イスラム教の教えが行きわたっていない証拠。
プラス、
毎日5回もモスクに行って帰って来たりしてれば
そこそこの距離を歩くことになるのですから、
健康に悪いわけがありません。
寄付というのも、イスラム教の決まりですが、
これを、地球に住む全ての人が行えば、貧困という問題は
なくなります。
誰かが、異常に貯めすぎたりするから、経済的にオカシナ事になってしまうのです。
倫理面においても、男女が別々の世界で暮らしていれば
不倫だ、パパ活だ、浮気だ、同棲だなんてことはなくなります。
まあ、現代人にそんな事を言ったら笑い飛ばされるだけかもしれませんが、
悲しい事件をニュースで見たりするたびに、私はそう思うのです。
神様からの恩恵というのは、数多くあります。
数え上げる事はできません。
でも、その数多くある恩恵の第一位に輝くのは、
このイスラムの教えです。
続いて、
健康とか、家族、とかお金とかといったものが続くでしょう。
しかし、
第一位は、絶対にイスラムの教えだと思うのです。
日本では、イスラム教のイメージは本当に悪く、
ものすごいステレオタイプで、判断されることが多いと思います。
しかし、その良さが分かれば分かるほど
その教えが、本当に神様からの第一の恩恵であることが実感できると思います。
このアラファの日、
巡礼に行っていないイスラム教徒は、断食をするのが良しとされています。
断食をしながら、神様の事を想い、そしてたくさんの恩恵に感謝をし、
今までの自分自身の積み重なる悪行の赦しを請いたいものです。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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レビューが、少しづつ増えてきています。
レビューを書いてくださった方々、本当にありがとうございました。
どんなレビューがあるのか少し紹介!
「会話形式なので分かりやすい」
「イスラム教徒が何を考えるのか分かるようになるので、
イスラム教徒と交流がある人におすすめ。」
そして、究極
「涙が出た。」
私も、このレビューを見て、涙が出ましたよ!(涙、涙)
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イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
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