神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

神様っているんです。Part 3

2017-10-27 13:45:37 | 宗教
人間の想像をはるかに超えた 英知の持ち主。
完璧なる創造をされるお方。
そのお方こそが
”神様”
である。

というところで前回は終わりました。



こんにちは ファーティマ松本です。

「神様が本当にいるって
 どうやって証明できるんだ?」

という質問に
ある人がこう答えました。

「私が証明する必要なんかない。
 この世にある全てのものが、
 神様がいるんだって!叫んでいるではないか。」

うまいこと言うなあ、と ものすごく感心しましたねえ。

まさしくその通り。

「そこに存在する物が、それを作った人の”存在”を証明している。」
わけです。

例えば、こういうことです。

トイレに入ると、TOTOという文字が目に入りますよね。
トイレはTOTOという会社が作ったわけです。
だから、トイレはTOTOという会社が、「ある、存在している」ということを
そこにいるだけで、証明しているわけなのです。
(なんか、トイレすごいなあ。)


同じように

「この世にある物全てが、神様の存在を証明している。」
というわけですね。

以前に書きました「地球や宇宙」
それから先週書いた「人間の体」
これらも、大きな声で叫んでいます。
「神様っているんだよ!」って。


今週もすこしだけ
「神様の存在を証明しているもの」
「神様がいるんだあって、叫んでいるもの」
を紹介したいと思います。

今週は なんと、ラクダさんです。

私はサウジアラビアに住んでいますので、
よおーく見るんです、ラクダ。

一度、家族で砂漠を北上する旅に出たことがあります。
もちろん車でですが、、。

サウジアラビアなんて、砂漠ばかりで何もないと思われている方
多いと思いますが、そんなことはありません。
、、、山もあります!
遠くにそびえる山々を見ながら、車中でぼーっとしていると、
突然ラクダの大群が猛スピードで走っているのが目に入りました。

普段見るラクダさんたちは、大抵のんびり、そして少数のグループで歩いているのが
普通なのですが、
その日は、もう「大群」それも「猛スピード」
ちょうど、日暮れ時だったせいもありますが、
あの光景は本当に息を飲むような、ものすごい光景でした。

さて、そのラクダ、、ですが、
ラクダがいかにすごい動物であるかご存知でしょうか。

ご存知のように、ラクダは砂漠地方に住む動物です。
今では、あまり交通手段に使う人はいなくなってしまいましたが、
むかし むかし
砂漠に住む人々にとっては、まさしく”奇跡”のような動物だったと思います。

何しろ砂漠のように、何もないところでは、飢えと渇きが何よりも大きな問題。
人間を含め、フツーの動物が生きていくには この2点の難題を克服しなければなりません。

しかしラクダは、旅に出る前に、たっぷり水を飲ませれば
10日以上も、飲まず食わずで動けるそうです。
つまり、飲み溜めができるんですね。
これは、砂漠で生き残るためには、かなり大事なことです。

そして、食べ物。
砂漠に生えている木々というのは、トゲトゲしたものが多く、私の目には到底美味しそうには見えませんが、
ラクダさんたちは、さすがです。
そんなのもヘイッチャラで、ボリボリ食べられます。

飢えや渇きだけではありません。
暑さも、かなりの難題。
砂漠地方、夏であったら、50度なんて簡単にいってしまいます。
だから、
地面の暑さから身を守るため、ラクダの足は”長ーく”できているそうです。
しかし
座って休む時というのも、やはりありますよねえ、疲れますから。

「熱い砂の上に、座っちゃっても大丈夫なのかな?」
「あまりの熱さに、やけどとかしないかしら?」と、
心優しい読者さんは、思うことでしょう。

でも、ご安心ください。
ナント!
地面につく箇所だけは皮膚が硬くできていて、
やけどをしないようになっているんだそうです。
素晴らしい!!

”砂埃”
ラクダと言ったら、あの長~いまつげが有名ですね。
(ちょっとうらやましい!)
あのまつげのおかげで、砂埃がひどくても、大丈夫、大丈夫!

そして、そのパチパチまぶた同様、
砂が入らないように、鼻を閉じることもできるそう。
(この機能は、いらないかな。笑われそうだし)

砂漠横断の旅だったら、今でも車よりラクダの方が、かなり頼りになる感じですねえ。
車なんて途中でガス欠したら、ガソリンスタンドなんてまずないし
タイヤがはまってしまったら、本当どうしましょ、という感じです。
しかし、ラクダの足は砂にはまらないようにできているんですから、さすが、さすが。

ちなみに、ラクダは食用にもなります。
私は、まだ食べたことがないのですが、ラクダのハンバーガーなるものが、
ドバイで売られているそうです。

それにミルクも飲めますよ!
ラクダのミルクで作ったチョコレートが、これまたドバイにあります。
なかなか美味しいので、オススメ。

イスラム教の聖典クルアーンの中で、
神様はこのようにおっしゃっています。

『また彼(アッラー)は家畜をあなた方(人間のために)創られた。
 あなた方は、それらにより、暖衣や種々の便益を得たり、またされらを食用とする。
 夕方にそれたを(家に)かり戻す時、また朝に(牧地へ)駆り立てる時に
 あなた方は、それらに優美さを感じる。
 また、あなた方が自ら苦労しなければ達し難い国に、それらはあなた方の重荷を運ぶ。
 本当に、あなた方の主は、親切で慈悲深い方であられる。』
 (クルアーン:蜂蜜章5~7)

”優美を感じる”
というところ、
前述の大群のラクダが猛ダッシュで走る姿を見てからは、
もう!ホント実感します。
優美、そのものでしたねえ。

”苦労しなければ達し難い国に、重荷を運ぶ”
そうですよねえ。
荷物をいっぱい持ってくれるんですよ、ラクダは!
有り難い、有難い。
昔の人たちも、きっとそう思って感謝をしていたことでしょう。

さて、、、、

ラクダというのは、人間の力なんて全く必要なく
自分たちだけで、勝手にちゃ~んと、砂漠で生きていける動物です。
頭もいいし、それにとにかく強い!
ラクダにかかったら、人間なんて簡単にやられてしまいます。

にもかかわらず、、、、

人間の言うことを聞いて、人間の益のために働いてくれる。
なぜでしょう?
人間の益のために創られたから?

『彼(アッラー)は、家畜を(あなた方のために)創られた。』
(クルアーン:蜂蜜章 5)

考えさせられます。


砂漠をゆったりと歩いているラクダを見て、
「神様がいる。」
「その神様はすごい!」
って思うのは、

多分私だけではないでしょう。


今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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※五つ星レビューが一つ増えて、4件になりました。(o^^o)*
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