Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

うりずん

2010年08月25日 10時53分53秒 | ベリーの感想文(本・映画)
うりずん (光文社文庫)
吉田 修一,佐内 正史
光文社
天気       野菜が高いよーーーー


吉田修一 著 : うりずん
を、読みました。


天才吉田修一が、同じ歳の写真家佐内正史とコラボした一冊。
本の半分ほどまで、佐内正史が切り取った
日々のワンシーンが続き、
まるで写真集の様相を呈しています。
そして、写真が終わってようやく登場する小説は、
どれも大変短く、すべて5ページ足らずの、短い作品です。
テーマはスポーツなのだけど、汗や気力や根性がてんこ盛りではなく、
スポーツを見ている人、スポーツをしていた頃の自分、
レジャーでスポーツを楽しんでいる人、そんな人たちの
わずかな心の動きを描いた作品集です。

どれも素晴らしい作品で、鮮やか過ぎてめまいがする程でした。
たったの5ページ足らずの物語を、こんなにも輝かせるなんて、
やっぱり天才と思うんですよね。吉田修一。











A‐COOP もちもちパンミックス

2010年08月24日 15時28分52秒 | きょうのベリー♪ (日記)
天気         気持ち日差しだけは秋??






ひとまるの里で見つけた、もちもちパンミックス。











水+サラダ油のみを加えて、こねてすぐに形成して焼くだけ。

発酵不要、180度のオーブンで30分です。









心配だったブタパンも、こんがり焼けて








カリッカリの表面、中はしっとり!

おいしい米粉パンが、手軽に焼けました。







プチ・リニューアル♪

2010年08月23日 19時50分08秒 | きょうのベリー♪ (日記)
天気      暑さに慣れたかも?




愛車のベリーサに出会って、早4年!!
アルミホイールを変えよう変えようと、言ってる間に4年も経ってしまいました。

時間の経過の早さに、驚愕したハズが一刻も早く交換しようと言いだし、
勝手に選んでくれたのが、このホイール。
車の車種なんかはワリと知ってるベリーですが、
こんなパーツになると良く分からないので、
カッコよいのか悪いのか?!判別しかねるのですが、
イメージが変わって、ちょっと嬉しいベリーです








すぐそばの彼方

2010年08月22日 14時20分33秒 | ベリーの感想文(本・映画)
すぐそばの彼方 (角川文庫)
白石 一文
角川書店
天気        34度がちょっと涼しく感じる私



白石一文 著 : すぐそばの彼方
を、読みました。


柴田龍彦は、次期総理大臣と目される代議士を父に持つ35歳。
父の秘書をしているが、所持金は周囲に厳しく管理され、
プライベートは、大の大人とは思えないほどの哀れさ。
物語の中で、たびたび回想される4年前のある事件。
その事件は、龍彦が他人に多大な迷惑をかけた事件だが、
中盤まで真相は細かく語られることはありません。
その事件をきっかけに、精神のバランスを壊した龍彦は
一体どんな悪事を働き、何を失ったのか?
事件の真相を読者が知り始めると同時に、
どんどんと以前の有能な自分を、取り戻してゆく龍彦。
しかし、自責の地獄から生還した彼は、
一体どんな未来を選ぶのか?


毎日ニュースでやってる、“政治と金の問題”。
常々ベリーが感じていたのは、
「どうしてそんなにお金が必要なの????」
という、素朴な疑問でした。
そんな疑問を一挙に解決してくれた作品です。
派閥や省庁、自分のテリトリーを広げ、守るため。
腹の探り合いで、優位に立つため。
議員として存在し、中心的な役割に上り詰めるほど
お金はいくらあっても足りないシステムになっているんですね。
覇権争いにこれほど神経使ってると、
国民のための政治なんか、後回しになっちゃうはずだね。
深く納得してしまった作品でした。


膨大なお金を使った、虚しいから騒ぎと
私たち市民の生活は、決して重なりあうことのない、
永遠の問題なのでしょうか?