『桃栗三年柿八年』と言うことわざがかる。
これは食べられる実がなるまでに相応の歳月がかかるから、何事も成就するまでにそれ相応の年月がかかると言う事を表しているそうです。
諸説あるそうで、他には勤勉に働いた人は三年で一人前、少しだけ努力した人は八年で一人前、普通の人は九年で一人前、努力しない人は十八年かかっても一人前になれないという意味もあるとか。
そしてここで出た十八年なんですが、柿八年の続きとして昔聞いたのが『枇杷の馬鹿めは十八年』でした。
色々調べると、地方によっては枇杷ではなく梨や柚子の所もあるようです。
ここに出てくる収穫時期は概ね当たっているらしいです。
馬鹿めは十八年のくだりは、コツコツと努力する事を称える意味でも使われる事もあるそです。
前置きが長くなりましたが、我が家の花壇に枇杷の木があります。
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現在大学生の息子が、保育園の頃に給食で出た枇杷の種を持ち帰り植えたのが発芽して育ったものです。
もう高さが2m以上になりました。が、今まで一度も実をつけたことがありませんでした。
息子は四歳の頃だったので、十八年とすればまだもう少し先と思っていました。
今日、一か所だけですが
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実のなりそうな枝を発見しました。十五年目にしてようやく!
なんとか実ってくれるといいのですが。
ちなみに一年前に自分も三つ植えてみて、発芽はしましたが、すぐに無くなってしまって枯れたのか?と思っていましたが
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一つだけ伸びてきていました。
枯れずに育ち実をつけてくれるといいのですが。