旧営団地下鉄日比谷線と東急電鉄の相互乗り入れが姿を消してから、もう何年かな?
反対側の東武鉄道とは、相互乗り入れがますます発展。基本的には日光線の南栗橋駅までになり、またそれとは別にTHライナーという形にて有料速達列車も出るなどの盛況ぶりですね。また太田、館林方面へのTHライナーもあったかな?
日光線や鬼怒川線と比べて、いささか地味なイメージの伊勢崎線にも先日、なぜかスペーシアXが試運転したらしいね。
東急側は初代7000系のほか、1000系も乗り入れましたが、どうも当初は20メート車の採用には消極的。東武側とは話がこじれたのか、ついに菊名〜東武動物公園間の直通運転は結局、叶いませんでしたね。
そして今は、東京メトロ日比谷線自体も20メートル車対応になり、今の13000系、70000系が相互乗り入れしています。
仮に今なお日比谷線と東急東横線との相互乗り入れが続いていれば、東急側は今の5070系で日比谷線に乗り入れたり、もしかしたら、南栗橋〜元町中華街駅間のTHライナー(そのため六本木始発にならざるを得ない……)というものも出来ていた筈だが。直通運転全廃は今なお残念に思いますよ。但し、車両の出し入れの都合か、線路や架線は今でも繋がっているようだが。
また、東京メトロ東西線についても、未だにJR千葉駅への直通運転が叶っていないのも残念至極。途中の新検見川(しんけみがわ)とか幕張、稲毛、西千葉の各駅日常利用客はどう思われているのかしら?
津田沼駅までは確かに朝夕に限り直通運転はあるのだが。
既に、総武快速線の開業から早くも半世紀。総武緩行線にもゆとりが十分にある筈だが。うん。
仮に千葉駅に直通運転させるには、それこそE235系800番台?の開発が必要だろうし、先頭部には非常扉の設置、また車体幅も2800ミリ以内に収めねばなるまい。
今の名鉄は馬鹿正直?にも、終戦直後に定められた旧運輸省Aダッシュの規格準拠に従い、車体幅は2744ミリ、車長は18830ミリですね。勿論、あの9500系や2200系もその筈です。
京葉線とか総武快速線の地下区間はトンネルが広いためか、非常扉は不要らしい。実際に山手線から移ってきたばつかりのE231系500番台が試運転して品川駅に乗り入れたこともあります。
もしかしたら、名鉄の名駅トンネルや豊鉄渥美線の小池トンネルも然りかな。但し、瀬戸線の栄町トンネルだけは、そうもいかないとか。
むしろ、早稲田駅付近に西武鉄道が新地下線を建設して、東西線に入り、外房線や総武本線銚子方面に有料特急(001系?)を直通させようとする機運さえあるそうだが。