極東魔術昼寝結社の夏

「チェイス」が配信停止の危機に陥っている

 アマゾンジャパンがプライム会員向けに配信しているドラマ「チェイス」が配信停止の危機に陥っている。

 ドラマはBS局員に扮する本田翼が連続幼女殺人事件の核心に迫っていくサスペンスで、時には国家権力にも向かい合っていくジャーナリストの勇気を描いたもの。本格的なミステリーとして評判も上々だった。

 しかし、配信が開始された当初から新潮社発行の「殺人犯はそこにいる─隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件─」(清水潔著)に内容が酷似していると視聴者から指摘されてきた。もちろん原作者や協力者として著者の清水潔氏の名前や同書についてのクレジットはない。

この疑惑に対し、同ドラマの共同プロデューサーである四宮隆史氏は自身のツイッターで、同書を刊行後にすぐに読んでおり、その内容に衝撃を受け、同じ事件でドラマを企画することで未解決事件が再調査されるようなことになればという気持ちで制作を決めたことなどを明かしているが、一連のツイートには非難が殺到している。

「新潮社側はどのぐらい似ているのかを精査した上で1月18日、配信停止を配信先のアマゾンジャパンに申し入れました。扱っている事件、登場人物、展開のすべてが『殺人犯はそこにいる』とそっくりですからね。新潮社側ではずっと映像化を考えていたといいますから今回のドラマがパクリだとしたら許しがたいでしょう。現在は第一章が放映されていますが、この後は第二章も予定されています。ですが、このような騒ぎになった以上は難しい。本田さんの代表作となることは間違いないドラマだっただけに残念です」(エンタメ誌ライター)

『チェイス』は19日には第6話が配信されて、全話が今も公開中だ。このまま公開が続くのか、それとも配信停止か、どちらにせよ本田にとってはダメージだろう。




Amazoncustomer
5つ星のうち1.0
悪意と不道徳にまみれた「Amazonパクリ疑惑」…※制作会社コメント全面否定(追記)
2017年12月31日
形式: Amazonビデオ|Amazonで購入
他の皆さんが述べているように「殺人犯はそこにいる」を勝手に利用したもの。
原作は日テレが2008年から始めた『ACTION日本を動かすプロジェクト』という取材番組の詳細を描いたものです。
清水潔さん、日本テレビ、新潮社に一切を知らせずにドラマ化したことに倫理的問題はないのでしょうか?
新潮社はHPで「事件の被害者であるご遺族の感情に配慮し〜」と発表しています。そんな出版社側の思いも全て無視してのドラマ化です。

Amazonは外資系企業だから日本での道義的責任は無視しても構わないということなのか?と当時の日テレ番組を視聴した者としては怒りを感じるだけです。
日テレ番組の存在を利用し、「TV放送されたものは視聴者にとっては公然の事実、勝手にドラマ化しても問題なし」とかの見解をもし持っているのなら、Amazonには底知れない悪意を感じます。
ネット配信ドラマだから道義的責任は存在しないということなのでしょうか?

清水潔さんと日テレの協力の下、原作をマンガ化した「VS.北関東連続幼女誘拐・殺人事件の真実(ヤングジャンプ愛蔵版)」があります。
冤罪被害者の菅家さんのインタビューも載っています。
マンガ本では清水さんが遺族を殺害現場に案内し、涙を流す遺族の姿を撮影する取材スタッフの行動がクライマックスの1つとして描かれています。
今回のドラマを2話まで視聴しましたが、このまま行けば同様の場面が出てくるのではないかと予想され、もしその通りになればパクリ否定などできるはずもなく、パクリ完全認定です!
パクリでドラマを作るAmazonは『低俗』『不正』の二文字しかありません。

脚本の福田靖とは月9なども書いてる売れっ子ライターとのことですが、パクリだったら誰でも書けますよね。恥も外聞もないとはこのことです。

被害者の1人と考えられている横山ゆかりちゃんの御両親は今もゆかりちゃんに関しての情報提供を呼びかけてチラシを配っています。
事件は今も継続しています。
パクリドラマを堂々と配信するならば、関係者周辺への配慮は成されているのでしょうか?

清水さんは遺族の気持ちに配慮して、これまでも映像化の申し込みを断り続けてきたようです。
それをパクリという形でドラマ化し、遺族の気持ちまでも踏みにじりました。
エンタテインメントを言い訳にすれば実在する関係者への配慮を無視することも許されるのでしょうか?

未だに新潮社が法的措置に出ないということは、法的処罰するには難しい状況があるのかもしれません。
それも承知の上で計算して製作したのならば、なおさら『悪意』しか感じられません。

パクっておいて「オリジナルドラマ」と銘打つ悪辣な詐欺。
キャストや現場のスタッフも知っていて撮影を続けたのでしょうか?
Amazonは『オリジナル』であることを証明できるのでしょうか?
見解を聞きたいものです。

…………………………
追記
ドラマ制作会社「ジョーカーフィルムズ」がコメントを出しました。

2018.1.1
Amazonオリジナルドラマ「チェイス -第1章-」に関して
このドラマは複数の文献や判決文等に記載された、客観的に明らかとなった周知の事実を踏まえて「架空の物語」を創作したものであり、特定の書籍に依拠したものではありません。
また、特定個人の創作的表現を用いることも行なっておりません。あくまでフィクションの作品として描いております。



上記のコメントは誤魔化しであり、理屈が通りません。

このドラマがモデルの土台にしているのは「足利事件」と言われるものだし、冤罪を訴えていた菅家さんが釈放され無罪となった顛末です。

しかし原作の物語の主軸は、清水さんと日テレ取材班による行動です。
以下にネタバレになることを申し訳なく思いながら、原作の流れを列挙いたします。

1、日テレ番組取材班として菅家さん逮捕から16年後に取材開始。
   ※ドラマでは27年後という設定、過去の事件を取材する点で同じ。
2、事件の裁判記録などを元に当時の捜査を検証。
   ※ドラマでは、担当刑事に会いに行く。
3、収監されている菅家さんの支援者を訪ね、ビデオなどを確認。
4、当時の目撃者を取材し、絵を描いてもらう。
5、何度も断られながらも、清水さんの誠意ある行動に遺族が取材を受け入れる。
6、菅家さん逮捕のきっかけとなった被害者の遺族は、警察から何の説明も受けておらず、清水さんが遺体遺棄現場に案内する。
7、菅家さんの再審請求が棄却される。
8、遺族たちが集まって会見し、捜査への疑問や菅家さんの無実を訴える。
9、番組内で最新のDNA型鑑定の方法を報道する。
10、番組への反響からか、東京高裁がDNA型再鑑定を決定、鑑定で不一致となる。
11、検察が被害者遺族に謝罪、その時の様子を遺族が語る。
12、菅家さんが刑務所から釈放。出所する際の車両は清水さんが手配し同乗する。
13、菅家さんに対して国が謝罪。
14、清水さんは原作本の中で、取材の最初から冤罪の菅家さん釈放が目的ではなく、真犯人逮捕が目的であることを語っています。
    ※ドラマの2話で三上が同様の台詞を語ります。
15、清水さん自ら真犯人を探して見つけ、警察に証拠を渡すも逮捕されず。
16、清水さんは犯人逮捕されないことを科警研の謎と推定。
17、番組内で真犯人に突撃取材する。

以上これは「〜複数の文献や判決文等に記載された〜」ものではなく、判決の7年後に清水さんと日テレ取材班が起こした行動であり、それを書籍化したものです。
チェイスの予告編を見る限りは、後半の展開もこれと同様になると思われます。

まるっきりパクリです!!!

製作者コメントの「〜特定の書籍に依拠したものではありません」。

菅家さんが釈放されるまでに至った真相が書かれたのは清水さんの書籍だけです!!!

「〜あくまでフィクションの作品として描いております」とのコメント。
実際の事件に関わった方たちへの配慮の無さに悲しみを覚えます。
あなた達は何様ですか?
商売で自分たちが得をすれば、踏みにじられた気持ちを持つ人たちのことなど無視ですか?
フィクションだろうが何だろうが、パクろうとした時に、当事者に伝えるべきではないですか?!
新潮社や清水さん、もしくは日本テレビに一報するべきではないですか?
できなかったのは、自分たちに非があると認識していたからでしょう!

怒り。
身勝手な誤魔化しコメントへの怒り。

実際の事件の解決を望む一人として、怒りを覚えます。

ドラマのプロデューサーである四宮氏は弁護士でもあります。
法律に引っかからなければ、道義的責任や倫理的問題は存在しない、ということでしょうか?

即刻の配信停止を訴えます。

プロデューサー、脚本家、監督は記者会見で顔をさらし、文字ではなく言葉でキチンとパクリの顛末を説明し社会的責任を果たして下さい。
騒動の元は製作陣のいい加減さによるものです。

コメントを出して後はスルーしようとする行動はやめてください。
曖昧な言葉を並べて誤魔化そうとしないで下さい。
これだけの批判から逃げようとしています。
卑怯です。
今回の件で傷ついた人が大勢いるのです。

四宮氏の清水さん宛の謝罪ツィートが記事になりましたが、わざわざTwitterを使い「謝罪した」という既成事実化を図っているようにも思え、白々しさを感じます。
制作会社のコメントも、騒動後に人知れず目立たないようにコメントを出していて同様です。

続編を製作中との情報もあり、大変な不安を覚えます。
製作者としての説明責任を果たして下さい。
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Amazon カスタマー
5つ星のうち1.0この作品の製作・公開そのものに疑問を抱く
2017年12月28日
形式: Amazonビデオ|Amazonで購入
他の方も指摘されていますが、物語があまりに清水潔さん著「殺人犯はそこにいる」と酷似しており、内容の出来不出来以前に、この作品の製作および公開そのものに疑問を抱きます。私自身は、今月はじめにYoutubeのCMでたまたま予告編を目にし、この作品の存在を知りました。そして一目見た瞬間に、「殺人犯はそこにいる」がベースになっているとわかりました。あの本の読者でしたら、すぐにそう感じるはずです。ですから、てっきり清水さんが製作に携わっている、または原作協力していると思い込んでいました。しかし、作品が公開されても一向に、清水さんのTwitterで何の告知もない。おかしい。

そして、本日12月28日に出された新潮社からの公式見解は、『弊社および清水氏はドラマ「チェイス」の制作について何ら関知いたしておりません。』とのこと。この発表に対し、番組関係者はどのようにお考えなのでしょうか。

実際に起きた事件を元にしているのだから、著作権も何もないのではないかとも考えましたが、主人公・三上の人物設定は、「チェイス」公式サイトのキャラクター紹介を読む限り、明らかに清水潔さんをモデルにしているように見えます(蛇足ですが、個人的にはその人物描写にも敬意が感じられず、不快感を覚えました)。もし新潮社の発表のとおり、出版社および清水さんに何の許可も得ていないというのであれば、明らかに問題だと思います。清水さんの一支持者として、また事件解決を願うひとりの一般人として、番組製作責任者からの説明を望みます。


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四宮隆史
@ebisukara5hun
@NOSUKE0607 はじめまして、四宮と申します。Amazonドラマ『チェイス』について様々なご指摘を頂いており、清水さんから名指しでお叱りを受けている現状を受け、あくまでも企画の責任者である私個人の想いにはなりますが、お話をさせてください。長文で申し訳ありません。

0:58 - 2017年12月31日

 四宮さんは、清水さんの著書『殺人犯はそこにいる』は出版当初から読んでいたと認めつつも、「チェイス」については「足利事件に限らず、未だ解決の目処が立たない未解決事件を、未解決のまま放置しておくべきではない」「未解決のまま放置される背景には、国家権力による不当な隠蔽があるのではないか」といった問題意識を、架空の連続ドラマという形で表現したものと説明。

 「清水さんの功績は賞賛と尊敬に値するものである」としたうえで、「私自身としては、勝手ながらリスペクトする清水さんから名指しでお叱りを受ている現状は重く受け止めなくてはならず、未解決事件の真相解明に向けた動きの一助になれば、との想いがはやり過ぎたかもしれないと反省しております」と反省の弁を述べています。今後について四宮さんは、「私なりの想いと信念もあり、この作品に取り組んで参りましたので、そのことを直接お伝えしたく存じます」と、清水さんと直接会って説明をしたい考えを明かしています。


四宮隆史
@ebisukara5hun
@NOSUKE0607 清水さんが稀代のジャーナリストであり、桶川事件や足利事件における清水さんの功績は賞賛と尊敬に値するものであると思っており、この想いは以前から全く変わっておりません。その発想力と行動力はとても真似できるものではなく、心から敬服しております。これは全く偽らざる気持ちです。

0:59 - 2017年12月31日
 3 3件の返信   44 44件のリツイート   22 いいね22件
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四宮隆史
@ebisukara5hun
@NOSUKE0607 ご著書の「殺人犯はそこにいる」も出版当初に拝読し、その圧倒的な筆致に衝撃を受けました。ご著書を読む前から、足利事件で無罪が確定する過程で記者の方が果敢に真相解明に向けて動かれていたことは知っていましたが、その裏側でこんな苦悩や、地道な取材と調査があったのかと驚きました

1:00 - 2017年12月31日
 1 1件の返信   46 46件のリツイート   16 いいね16件
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四宮隆史
@ebisukara5hun
@NOSUKE0607 無罪が確定したということは真犯人がいる、という当たり前のことに我々法律家も気づいているようで気づいていない、あるいは、見て見ぬ振りをしていたのではないか、と強い危機感と自省の念を抱きました。

1:00 - 2017年12月31日
 件の返信   45 45件のリツイート   18 いいね18件
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四宮隆史
@ebisukara5hun
@NOSUKE0607 足利事件に限らず、未だ解決の目処が立たない未解決事件を、未解決のまま放置しておくべきではない。そして、未解決のまま放置される背景には、国家権力による不当な隠蔽があるのではないか。司法関係者も報道関係者も、この事実をより重く受け止めるべきではないか。

1:01 - 2017年12月31日
 2 2件の返信   48 48件のリツイート   20 いいね20件
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四宮隆史
@ebisukara5hun
@NOSUKE0607 この問題意識を、架空の連続ドラマという「入りやすい入り口」で表現することにより、広い範囲の人と共有することができ、結果として真相解明に向けた糸口が見つかるかもしれない。こんな想いから、ドラマ『チェイス』の制作を企画しました。

1:01 - 2017年12月31日
 5 5件の返信   49 49件のリツイート   21 いいね21件
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四宮隆史
@ebisukara5hun
@NOSUKE0607 その過程で、清水さんのご著書を始め、足利事件や飯塚事件などの未解決事件について書かれた様々な文献を参照し、その全ての著者の方々に共通する「真相解明」という大きな目的を同じくすれば、山が動き、捜査再開につながるかもしれない

1:01 - 2017年12月31日
 2 2件の返信   42 42件のリツイート   17 いいね17件
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四宮隆史
@ebisukara5hun
@NOSUKE0607 それが清水さんを始めとする真相解明のために心血を注がれたジャーナリストの方々の想いに応えることにつながるのではないか。我々エンタテインメントの世界で物作りをしている人間の使命でもあるのではないか。その一心で制作を致しました。

1:02 - 2017年12月31日
 11 11件の返信   53 53件のリツイート   16 いいね16件
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四宮隆史
@ebisukara5hun
@NOSUKE0607 ただ、私自身としては、勝手ながらリスペクトする清水さんから名指しでお叱りを受ている現状は重く受け止めなくてはならず、未解決事件の真相解明に向けた動きの一助になれば、との想いがはやり過ぎたかもしれないと反省しております。

1:02 - 2017年12月31日
 5 5件の返信   50 50件のリツイート   15 いいね15件
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四宮隆史
@ebisukara5hun
@NOSUKE0607 一度、清水さんと直接お話をさせていただければと存じます。今更、とお叱りを受けるかと思いますが、私なりの想いと信念もあり、この作品に取り組んで参りましたので、そのことを直接お伝えしたく存じます。改めてご連絡をさせてください。宜しくお願い致します。

1:03 - 2017年12月31日
 36 36件の返信   70 70件のリツイート   34 いいね34件
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