理科を知るブログ

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3秒で飲む水を作る

2024-11-14 10:48:33 | 日記
 いらっしゃいませ! ご訪問ありがとうございます。

 ここから、きれいな飲む水を作ることにしましょう。
葉がたくさんあるので、おいしい酸素(さんそ)は含まれています。
しかし、バクテリアやウイルスがあります。これらを除かないと、
飲むことができません。

 これは、バクテリアより小さいウイルスの大きさです。
1ミリの10万分の1ぐらい、1/100,000、
人には見ることはできない大きさです。


 このボトルは、ウイルスまでも除くことができるそうです。
しかも、3秒できれいになり、飲むことができます。
 ボトルはプラスチックでできているようで、自然にかえる
ものであれば、山やジャングルの中にも、すてることが
できますね。
 ボトルの中は、わからないのですが、ウイルスをとおさない
糸の集まったフィルターです。自然にかえるとよいのに、、、
 今は、自然にかえるプラスチック、生分解性(せいぶんかいせい)
プラスチックがあります。土の中のバクテリアが、このように
バラバラにしてくれるそうです。
 この水をきれいにしてくれるボトルを、飲む水にこまっている
子供たちなどに、たくさん使ってほしいと思います。


 バクテリアには、人に良いもの、悪いものがあって、
良いものはウイルスを食べてくれるし、まだ分かっていない
バクテリアがあるとアーレー助手が言っています。


では、次回、お目にかかりましょう。

2024年 11月  Faraday Science Laboratory 58
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海流(かいりゅう)と地球と月

2024-08-29 10:52:12 | 日記
 いらっしゃいませ! ご訪問ありがとうございます。

 波がよせる海、この波は、高くなったり低くなったりします。
いくつかの理由がありますが、海流の流れも理由のひとつです。

 大きな海流を知っていますか? 地球は自分で回転しているため、
たくさんの海流があります。回転しているので、海の水は、速く
回転している水ほど、地球の外がわにひっぱられています。


 ここには黒潮(くろしお)が赤い矢じるしでしめしてあります。
日本海流といいます。大きな流れですね。とても大きな船も、
ときには海流に流されてしまいます。

 もうひとつ、海流をおこさせているもの、それは月です。
ここに地球と月がうつっています。月は地球のまわりを回転して
います。つまり、地球と月がひきあっていて、地球の海水も、
月のほうに、ひっぱられています。この力を引力(いんりょく)
とよんでいます。
 上の地球と月は、人口衛星(じんこうえいせい)から、
おくられたものです。わたしたちは見ることができません。
地球と月、月が小さいほうです。


 アーレー助手がいうには、太陽との引力もありますが、
月との引力が大きいのだそうです。

では、次回、お目にかかりましょう。

2024年 8月  Faraday Science Laboratory 57
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海水から真水をつくる逆浸透膜(ぎゃくしんとうまく)

2024-06-22 11:54:21 | 日記
 いらっしゃいませ! ご訪問ありがとうございます。
 
 これは、川の水をきれいにしている浄水場(じょうすいじょう)で、
あわがはたらいています。
 
 キッチンでは、浄水器(じょうすいき)がはたらいていますね。
きれいな、おいしい水がでてきます。
 では、川がないところは、どうしてきれいな水をつくるのでしょう?
 広い広い海から、海の水、海水(かいすい)をきれいな水、
真水(まみず)にしています。

 これは、海のそばにある、大きな浄水場です。小学校が10個ほど
も、ならんでいるような広さです。そして、大きな機械(きかい)が
たくさんならんでいます。

 また、ボートの上で、海水から真水をつくる浄水器もあります。
これらの機械には、フィルターがはいっていて、
逆浸透膜(ぎゃくしんとうまく)とよばれています。
 たとえれば、コーヒーをつくるときのフィルターのようなもの
です。
 コーヒーのフィルターでは、真水をつくることはできません。
逆浸透膜のフィルターは、塩(しお)をとってくれます。水は
とおりぬけるのですが、塩はのこされることになります。
 これは、とても小さな分子(ぶんし)の大きさのちがいを
りようしています。逆浸透膜のあなを、水の分子はとおり
ぬけるのですが、水の分子より大きな塩の分子はとおりぬける
ことができません。とても小さなあな、わたしたちの目では
見ることができません。
 たいせつなことに、逆浸透膜は、コロナウィルスも、
水から、とりのぞいてくれます。

 このあなは、電子顕微鏡(でんしけんびきょう)で見ることが
できるとアーレー助手が言っています。
 さて、どんなものでしょうね?

では、次回、お目にかかりましょう。

2024年 6月  Faraday Science Laboratory 56
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アイススケートと氷

2024-04-15 10:56:19 | 日記
 いらっしゃいませ! ご訪問ありがとうございます。
 アイススケートを考えてみます。

 スピードよく、すべっていますね。シューズがどうなっているかな?




 氷の上では金属(きんぞく)にふれています。

 なぜ、すべるのでしょうか???

 マイナスの温度(おんど)なら、このように金属と氷は
くっついてしまいます。

 ガラスコップに氷をいれてみると、とけて、
クルクルとまわすことができます。どうも、水があるために氷を
すべらせているようです。
 では、水がないマイナス温度で、なぜ、スケートはよくすべる
のでしょうか?

 金属のいれものに氷をいれました。しばらくすると、
水がでて、とけてきました。氷はよくすべるように、
クルクルとまわすことができます。
 
 ここには、氷ではなく、ガラス玉をいれて、まわりかたを
くらべてみました。氷のほうが、よくクルクルとまわります。

 アイススケートは、氷の上をすべります。
フィギュアスケートでは、マイナス3度ぐらい、
スピードスケートでは、マイナス7度ぐらい、
がとても、すべりやすいといわれています。
マイナス20度でも、スケートはできるとのこと。
 なぜでしょうか?

 目にみえないほどの水が、スケートのナイフのような
金属エッジにできるそうです。
 人の重さで水ができ、そして、この重さがなくなると、
氷にもどる。ふしぎですね。



 アーレー助手が話してくれました。
「復氷(ふくひょう)」とは、氷が重さでとけ、水になり、
重さがなくなると氷にもどることをしめすそうです。
 マイケル・ファラデーがみつけたそうですが、今でも、
このすべりやすくする水の、ほんとうのことはわかって
いないとのこと。

では、次回、お目にかかりましょう。

2024年 4月  Faraday Science Laboratory 55
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水の中の音は速いかな?

2024-02-06 10:54:59 | 日記
 いらっしゃいませ! ご訪問ありがとうございます。

 いつものワイングラスがでてきました。中に水がはいっています。
ゆびに水をすこしつけて、グラスの上をこすりつけて、ゆっくりと
まわしています。

 しばらく、まわしていると、ブーンと音がでてきました。
ゆびがすこしでも、ヌルヌルすると、音はでません。よく
あらって、きれいなゆびでなければなりません。

 音がでるとき、このように波(なみ)がでます。
 音は水の中にも、つたわっています。もちろん、耳にも
つたわっています。
 さて、音は水の中をどれくらいの速(はや)さでつたわる
のでしょう? 空気(くうき)の中より速くつたわります。
 空気中の音 : 1秒(びょう)で331メートル
 水中の音  : 1秒で1500メートル
 海水中の音 : 1秒で1513メートル
 
 海や川の魚たちは、人より速く音を聞くことができます。

 アーレー助手がしらべたところ、金属(きんぞく)では
ベリリウムが速く音をつたえるそうです。これはバネなどに
つかわれます。
 ベリリウムの中の音:
 1秒で12890メートル 

では、次回、お目にかかりましょう。

2024年 2月  Faraday Science Laboratory 54
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