仏ルノーの技術者自殺問題 ゴーン社長が原因究明へ
3月6日8時32分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
仏自動車大手、ルノーのカルロス・ゴーン社長が、研究開発拠点で相次いでいる技
術者の自殺の原因究明と対策立案の陣頭指揮に乗り出した。
この問題は、新車の開発などを担当するパリ郊外の拠点「テクノセンター」勤務の
幹部技術者ら3人が、昨年10月から今年2月にかけ拠点内や付近の自宅などで相
次いで自殺。地元の検察当局が原因などを調べている。
ゴーン社長は5日までに記者団に対し、この問題に「個人的に介入したい」と述べ
た。同社の関係者によるとゴーン社長は、問題を「真摯(しんし)に深く」分析し
た上で、ルノーの理事会が開かれる今月15日までに対策をまとめるよう、本社幹
部とテクノセンター所長に指示したという。
自殺した社員の一人は「仕事上の困難」を記した遺書らしきものを残しており、労
組は昨年2月の中期経営計画発表以来、従業員への圧力が強まったと指摘。会社側
に(1)経費節減のため数人で使用している事務室を個室にする(2)ストレス解
消策の導入-などを求めている
・・・
幹部技術者が相次いで自殺とは、ルノーの社内で何かおかしなことが起きているの
は確かです。
幹部技術者といっても所詮はサラリーマン。
そして、幹部といっても社長ではないのだから、
役員と部下とはざ間にいる中間管理職。
カルロス・ゴーン氏は、日産自動車の再建に一役買って出てたことで、日本でも有
名な人物ですが、精神的なプレッシャーなど随分と厳しい労働環境で働かせていた
のでしょう。相次いで自殺なんて絶対におかしいです。
フランスという国は「労働時間短縮の先進国」と言われています。
「週35時間」
「新規採用労働者は、最低2年間雇用する義務」
1997年にジョスパン首相のときに制定されました。
昼休みは、2時間程度、最低でも1時間はとるそうです。
勤務時間は、9時から17時。
そのほか、年5週間の休暇が法律で認められているという、
労働者にやさしい国です。
もちろん、ワークシェアリングを念頭においた制度ですけど、でも働きやすい環境
というのは、魅力ですよね。
ただ、企業側も「1度採用したら辞めさせにくい」ということもあり雇用は慎重
で、その結果、失業率が高いという問題もあります。
フランスでは、労働者は休憩時間に昼寝していると聞いたことがあります。
日本では、食事しながら、デスクでパソコンを操作していることだって当たり前で
すから。それに、日本は少数精鋭。一人当りの負担が半端じゃないです。
・・・
フランスで、日本人の労働者を使うようにはいかないのではないでしょうか。
3月6日8時32分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
仏自動車大手、ルノーのカルロス・ゴーン社長が、研究開発拠点で相次いでいる技
術者の自殺の原因究明と対策立案の陣頭指揮に乗り出した。
この問題は、新車の開発などを担当するパリ郊外の拠点「テクノセンター」勤務の
幹部技術者ら3人が、昨年10月から今年2月にかけ拠点内や付近の自宅などで相
次いで自殺。地元の検察当局が原因などを調べている。
ゴーン社長は5日までに記者団に対し、この問題に「個人的に介入したい」と述べ
た。同社の関係者によるとゴーン社長は、問題を「真摯(しんし)に深く」分析し
た上で、ルノーの理事会が開かれる今月15日までに対策をまとめるよう、本社幹
部とテクノセンター所長に指示したという。
自殺した社員の一人は「仕事上の困難」を記した遺書らしきものを残しており、労
組は昨年2月の中期経営計画発表以来、従業員への圧力が強まったと指摘。会社側
に(1)経費節減のため数人で使用している事務室を個室にする(2)ストレス解
消策の導入-などを求めている
・・・
幹部技術者が相次いで自殺とは、ルノーの社内で何かおかしなことが起きているの
は確かです。
幹部技術者といっても所詮はサラリーマン。
そして、幹部といっても社長ではないのだから、
役員と部下とはざ間にいる中間管理職。
カルロス・ゴーン氏は、日産自動車の再建に一役買って出てたことで、日本でも有
名な人物ですが、精神的なプレッシャーなど随分と厳しい労働環境で働かせていた
のでしょう。相次いで自殺なんて絶対におかしいです。
フランスという国は「労働時間短縮の先進国」と言われています。
「週35時間」
「新規採用労働者は、最低2年間雇用する義務」
1997年にジョスパン首相のときに制定されました。
昼休みは、2時間程度、最低でも1時間はとるそうです。
勤務時間は、9時から17時。
そのほか、年5週間の休暇が法律で認められているという、
労働者にやさしい国です。
もちろん、ワークシェアリングを念頭においた制度ですけど、でも働きやすい環境
というのは、魅力ですよね。
ただ、企業側も「1度採用したら辞めさせにくい」ということもあり雇用は慎重
で、その結果、失業率が高いという問題もあります。
フランスでは、労働者は休憩時間に昼寝していると聞いたことがあります。
日本では、食事しながら、デスクでパソコンを操作していることだって当たり前で
すから。それに、日本は少数精鋭。一人当りの負担が半端じゃないです。
・・・
フランスで、日本人の労働者を使うようにはいかないのではないでしょうか。
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